元プロ野球選手槙原寛己氏、後輩投手を称賛

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元読売ジャイアンツの槙原寛己氏(本紙評論家)が、22日にTBS系「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球界の後輩投手へのエールを送る場面が見られた

21日に行われた横浜でのDeNA戦では、東京ロッテのドラフト5位右腕・広池康志郎選手が、牧選手、筒香選手、戸柱選手に3者連続本塁打を許すという困難な状況に直面した

槙原氏は自身の現役時代を振り返り、1985年に行われた阪神戦(甲子園)で、バース選手、掛布選手、岡田選手にバックスクリーン3連発を浴びた経験を語った

広池選手の話題が取り上げられると、槙原氏は「だいぶ前にキャスティングされているので、3連発が出たから呼ばれたわけじゃないですよね?」と笑いながら冗談を交えた

さらに「そこを糧にして

まだルーキーなので

僕も若い頃にやられて頑張りました

今では笑ってしゃべれますけど、その時はつらかったですよ」と、広池選手の今後に期待を寄せた

また、日本ハムの北山亘基選手が19日の巨人戦(東京ドーム)で、7回2死まで走者を1人も出さない完全試合寸前の投球を見せた

槙原氏は「彼は凄い勢いのストレートで押していて、これはやるなという感じだった」と称賛

7回以降、観客が盛り上がる中でのプレッシャーを感じたことも語り、フォアボールにつながってしまったと振り返った

槙原氏は「内心うれしかった」と述べ、「難しいんだぞって

意識しちゃうとなかなかできないんですよ」と、その難しさを強調した

また、「素晴らしいピッチングでした」と北山選手の投球を再度称賛した

北山選手の印象について槙原氏は、「ストレート系が150キロ中盤出るんです

どんどん押していくスタイルで、ストライクゾーンで勝負できる」と評価

さらに「近いうちにノーヒットノーラン、完全試合の可能性があるピッチャーだなって見ていて感じました」とメッセージを寄せた

現在、プロ4年目の北山選手は、京都成章から京産大を経て2021年ドラフト8位で入団

槙原氏は「新庄監督が非常に将来を嘱望して先発で使ったり、抑えで使ったりしましたけど、先発の方がいいですね

先発でどんどん使ってみたいですね」と今後の起用法に期待を寄せた

槙原寛己氏のコメントからは、後輩選手に対する思いや、その経験を生かしてほしいという願いが伝わりました。特に、若手選手の奮闘を見守る姿勢は、プロ野球界の先輩としての責任感と優しさを感じさせます。北山選手に対する期待も高く、この先の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ルーキーとは?: プロ野球界で、初めてその年にプロ入りした選手のことを指します。未経験なため、さまざまな挑戦をしながら成長が期待されます。
  • 完全試合とは?: 野球において、一人の打者も出塁させずに投手が試合を終えることを指します。極めて難しいため、多くの選手が目指す偉業とされています。
  • ストレートとは?: 野球の投球の一種で、投手が直線的に速く投げる球のことを指します。打者にとっては打ちにくく、効果的な球種の一つです。

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