巨人・戸郷、交流戦でマウンドに立つも3失点で降板

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

巨人の戸郷翔征、今季11度目の先発も苦闘続く

2025年6月22日、東京ドームにて行われたプロ野球の交流戦、読売ジャイアンツ対埼玉西武ライオンズの一戦で、巨人の戸郷翔征投手(25)は今季11度目の先発投手としてマウンドに立ちましたが、結果的に5回を投げて6安打3失点という内容で降板しました

これにより、今季の成績は2勝5敗、防御率は5.22となりました

立ち上がりから不安定な投球

試合前までの課題を抱える戸郷でしたが、前回登板の15日にはオリックスからも苦しい投球を強いられました

この日は、昨季まで共にバッテリーを組んできた大城卓投手とのコンビで臨みましたが、初回から不安定な制球を露呈しました

初回、連続ピンチを招く

初回には、1番・西川選手への初球での死球が出たことばかりでなく、続く2番・滝沢選手のバント処理での悪送球が響き、無死一、二塁のピンチを迎えました

さらに3番・長谷川選手には犠打を決められたものの、何とか4番・ネビン選手と5番・山村選手を連続三振に仕留め、無失点に抑えました

回を追うごとに失点
しかし、続く2回には6番・源田選手に右翼線二塁打を許し、その後の選手たちには四球と安打が重なり、無死満塁から相手先発・武内選手の犠飛で先制を許しました

その後も追加点を許し、3回には再びピンチの中、戸郷の左足に打球が直撃し、そのまま続投

しかしながら、3回で早くも3失点という失点が嵩みました

投手コーチからの期待の言葉

試合中、戸郷を心配するチームメイトやトレーナーが駆け寄りましたが、戸郷はマウンドに留まり続ける姿勢を見せました

それに対し、杉内投手チーフコーチは、初回からの戸郷の制球について「アバウトな印象があった」と評価し、今後の修正を期待しました

最終的には、戸郷は5回で89球を投げ、6安打3失点、4三振を奪う結果となりました

今季の投球内容に対する問題を早急に克服する必要があると言えるでしょう

戸郷投手の投球内容は、立ち上がりから苦しいものでした。特に初回からピンチを招く投球が続きましたが、チームメイトが駆け寄ってサポートする場面も見受けられ、チーム全体の結束が感じられました。今後の更なる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球において、異なるリーグのチームが対戦する特別な試合で、通常のペナントレースとは違った形式の試合です。
  • 先発投手とは?その試合の最初から登板し、長いイニングを投げることを期待される投手のことで、チームの勝利の鍵を握る重要な役割を果たします。
  • 防御率とは?投手がどれだけ安打や失点を抑えたかを示す指標で、数値が低いほど良い成績となることを意味します。
  • バッテリーとは?投手と捕手のコンビを指し、試合の進行において非常に重要な役割を担います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。