監督は「細川は後半戦のキーマンになる
４番でしっかり打ってくれました」と評価を口にした
細川はこの日、適時二塁打と中犠飛を放ち、１安打２打点を記録した
右太もも裏のコンディション不良により５月６日に抹消されていたが、１９日に一軍に合流
復帰後の４試合で打率は４割６分１厘を記録し、まさに快音を連発している
監督は彼に対し、「クリーンアップを打たせる必要がある存在
彼の状態を見つつ、信頼しながらサポートしていきたい」と言葉を寄せた
試合では初回に細川の左翼線への適時二塁打で先制
その後、村松の中犠飛や岡林の右翼への適時三塁打、再度細川の中犠飛でさらに３点を追加した
特に日本ハムの開幕投手、金村からの序盤に得点を奪えたことがチームの勢いを生んだ
はじめの４点以上得点は試合の流れを大きく引き寄せた
先発の松葉は７回を投げて５安打１失点の素晴らしい投球を披露し、この試合で両リーグ最多タイの７勝目を獲得した
６回には清宮選手に中堅への二塁打を許したものの、最少失点に抑え、試合の勝利に寄与した
井上監督は松葉について「豪速球や鋭い変化球がないが、彼自身のピッチングスタイルを持っている
常に信頼している」と述べ、選手の成長を称賛した
交流戦は結果的に８勝１０敗となり、４年連続で負け越す形となったが、最終戦で勝利して、４連敗を止めることに成功した
井上監督は「シーズン再開後のストレートな成績が彼らの自信につながることを期待している」とコメントした
また、交流戦を通じて、多くの学びがあったことを感じているようで、「新庄監督のチームからは、選手個々のレベルの高さを学ばせてもらった」とも語った
今回の試合は、中日の選手たちが見事なプレーを見せ、特に細川選手の活躍が光った。一度チームを離れた選手が復帰後、早速結果を残すことは大きな励みとなる。松葉選手の安定した投球も印象的で、これからのシーズンに向けて良い流れをつくることができたのではないかと感じる。
キーワード解説
- 松葉とは？ 松葉は中日の先発投手で、特に打たせて取るスタイルのピッチャーとして知られている。彼は速球や変化球が目立たないが、巧妙な投球術でバッターを幻惑させる能力がある。
- 交流戦とは？ プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグの球団が対戦する特別なリーグ戦のこと。通常のリーグ戦とは異なり、特定の期間に行われるため、選手やファンにとって注目のイベントとなる。
- クリーンアップとは？ 打順の中で最も打撃力が高い選手が配置される、通常は3番から5番までの順番のこと。特に4番は、得点を挙げる重要な役割を担い、チームの中心となる選手が多く配置される。
