阪神は交流戦全日程を終えて、8勝10敗という結果になった
藤川球児監督（44）は潔く敗戦を認め、「不調な選手がホークスにもいると思うんですよ
ただ、選手層の厚さを感じました
どこのチームも
現状での力負けというところだと思いますね」と語った
交流戦は8勝10敗と3年連続負け越しとなり、ソフトバンクには12シーズン連続の負け越し
悔しさと課題が残る18試合となった
試合は0－0の4回、2死の場面で二塁手中野のファンブルが起き、今季初失策
続いて三塁手ヘルナンデスがハーフライナーを捕球できず、ピンチを招きました
ここで先発の伊原がソフトバンク・ダウンズに2点の左前適時打を浴びてしまった
反撃もあと1歩及ばず
7回、大山が左前打を放ち、高寺のバスターエンドランも成功し無死一、三塁の絶好機を迎えたが、続く小幡は浅い左飛に倒れ、三塁走者大山に代走熊谷を出すも、セーフティースクイズが捕手の目の前に弾んで本塁生還はならなかった
結局、無得点で終わった
藤川監督は、「向こうが苦しいところまでは行けたんですけれど、最後に少し、作戦的なところで課題といいますかね
またレギュラーシーズンに戻って、トライしていくということですね」と語った
明るい材料もある
交流戦での負け越しにも関わらず、2位DeNAとのゲーム差はスタート時から広がり、3.5差となった
この日、9回2死から内野安打を放った高寺と、ファウルで最後まで粘った小幡に触れ、「まだまだ行くぞという若い選手が出てきている
このには時間がかかりますので、しっかりやっていかないといけない」と前向きな態度を示した
阪神の坂本選手は「点を取る作戦だったのでちゃんと決めていたら点が入っていたので、僕のせいじゃないですかね」と分析
熊谷選手は「行かなかっただけです
行く準備はしてましたけど、ピッチャーもいいピッチャーですし、なかなかうまくいかない」と語った
阪神の藤川監督がソフトバンクとの接戦での敗北を潔く認めたことは、プロスポーツにおける責任感の強さを示しています。また、交流戦の成績が厳しいなかでも、若手選手の成長を期待する姿勢はチームの未来を感じさせます。
キーワード解説
- 交流戦とは？：日本のプロ野球で、セントラル・リーグとパシフィック・リーグの異なるリーグ同士の対戦を指します。
- 監督とは？：チームの指揮を執る人で、選手の出場や戦術を決める責任があります。
- 選手層とは？：チームに所属する選手たちのレベルやその数を指し、選手層が厚いとは多くのレベルの高い選手が揃っていることを意味します。
- 代走とは？：走者の代わりに走るために出場する選手のことを指します。この戦術は特にスピードが求められる場面で用いられます。
