元世界の盗塁王、福本豊氏が語るプロ野球の魅力と巨人への思い

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元阪急(現オリックス)の福本豊氏(77)が、プロ野球界における自身の活躍や巨人への思いについて語りました

福本氏は「巨人が恐れた男たち」と題された連続インタビューに登場し、通算1065盗塁という驚異的な記録を持つ世界の盗塁王としての視点を披露しました

福本氏のプロ野球人生

福本氏は1947年大阪で生まれ、2年目から13年連続で盗塁王の座を獲得しました

1972年には当時の世界記録となる106盗塁を達成し、全体での通算盗塁数1065は現在もNPB(日本プロ野球)記録として君臨しています

巨人に対する考え

インタビューの中で福本氏は、現在の巨人に対して「なんかオーラがないなあ」と率直な意見を述べました

そして、もっと「ガツガツ」した姿勢が欲しいとも語り、若い頃の自分を「腹の減ったライオン」の比喩で表現しました

盗塁についての技術とメンタリティ

盗塁を成功させるための技術は、単に速さだけではありません

ピッチャーからの死球を避ける技術や、相手の守備を読む力などが必要です

福本氏はこれを「ギリギリの攻防が技術を上げる」とし、野球は格闘技に似ているとも強調しました

福本氏の受賞歴と業績
項目 内容
盗塁王 13年間連続
世界記録 106盗塁(1972年)
年度盗塁数 通算1065盗塁
三塁打 115三塁打(NPB記録)
ダイヤモンドグラブ賞 12度受賞(歴代最多)
殿堂入り 2002年
福本豊氏は、昭和のプロ野球選手のイメージとは異なり、ひょうひょうとした語り口で、多忙なプロスポーツの世界での自らの経験を語りました

彼の言葉には深い洞察とともに、プロ野球への愛情が感じられ、聞く者を魅了しました

福本豊氏の発言から、現在のプロ野球の競争が減少しているのではないかという懸念が伺えます。彼のような本物の競争心を持つ選手がいなくなることが、プロ野球全体に影響を与える動きになるかもしれません。今後の選手たちが彼のような姿勢を受け継いでいくことを期待したいです。
キーワード解説

  • 盗塁とは?:
  • プロ野球選手が、一塁から次の塁へ進む技術のことを「盗塁」といいます。相手の守備が不注意な隙を突いて進むため、俊足が求められます。
  • グラウンドとは?:
  • 野球の試合が行われるフィールド全体のことを指します。芝生で覆われた部分が主にプレーエリアとして利用されます。

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