巨人の正捕手争いに再燃!小林誠司が今季初スタメンで存在感を示す

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プロ野球の巨人において、正捕手の座を巡る競争が再び注目を集めている

開幕戦からマスクを被っていたのは、ソフトバンクからFAで移籍してきた甲斐拓也選手だ

阿部慎之助監督は彼に背番号「10」を託し、チームの司令塔として大きな期待を寄せていた

甲斐選手は、侍ジャパンでも活躍するキャリアのあるベテラン捕手であり、開幕直後からは打撃でも存在感を示し、クリーンアップを任されるなど攻守にわたりチームに貢献してきた

しかし最近はさらなる捕手起用が多く見られるようになってきた

昨シーズンキャリアハイの88試合に出場し、急成長を遂げた岸田行倫選手は、今月8日の楽天戦で全5得点を挙げる活躍を見せ、特に8回の満塁でのホームランは注目を浴びた

「打てる捕手」としての存在感をさらに強めている

加えて、今季初の1軍出場となった大城卓三選手も19日の日本ハム戦でソロホームランを放ち、意地を見せた

彼の活躍も、巨人の捕手陣に新たな風を吹き込んでいる

そして、小林誠司選手も20日の西武戦で今季初のスタメンマスクを被り、重要なシーンで素晴らしいパフォーマンスを見せた

6回には、同点の場面で勝ち越し打を記録し、守備でも7回のピンチでダブルプレーを成功させる強肩を披露した

小林選手の活躍について、元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで言及

彼は、小林選手が“何かする”という期待を常に覆すパフォーマンスを見せていることを賞賛した

特に、高橋光成選手のスライダーを打った場面や、二塁走者を刺したシーンに注目し、その円熟味あふれるプレーに感心した様子を示した

小林選手は、昨年の「スガコバ」バッテリーでチームをけん引していたが、今季は一時2軍スタートとなった

しかし、甲斐選手が加入したことにより、その起用法が注目されており、今後の活躍が期待されている

マスコミのインタビューでは、「できることをしっかりやる」と意気込みを語り、阿部監督が掲げる「守り勝つ野球」に欠かせない選手としての立ち位置を確立していく意欲を示した

小林誠司選手が今季初のスタメンとして登場し、期待以上のパフォーマンスを見せたことは、巨人にとって大きなプラス材料となるでしょう。正捕手争いが激化する中で、彼の存在感はますます重要になっています。特に、高木豊氏が指摘したように、小林選手の活躍には目を見張るものがあり、今後の試合でもそのパフォーマンスが期待されます。
キーワード解説

  • 捕手とは?:野球において捕手は投手の投げたボールを受ける役割を持ち、試合の戦略を立てる重要なポジションです。
  • FA(フリーエージェント)とは?:FAとは選手が所属しているチームと契約が切れた後、他のチームと自由に契約ができる権利を持つことを指します。
  • クリーンアップとは?:クリーンアップは通常3、4、5番打者を指し、得点の際に重要な役割を果たす打順のことです。
  • ポテンヒットとは?:ポテンヒットは、高く上がったボールが守備手の手が届かない場所に落ちるヒットのことを指します。
  • ダブルプレーとは?:ダブルプレーは、攻撃側の選手が一度のプレーで二人アウトになることを指し、守備側にとって非常に有効なプレーです。

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