横浜スタジアム、メインスコアボード改修工事を8月に開始

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プロ野球チームの横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムは、2025年6月25日、「コミュニティボールパーク」化構想に基づき、横浜スタジアムのメインスコアボードの改修工事を8月に開始することを発表した

この構想は、地域社会や職場のコミュニティが野球を通じて集まり、相互理解を深めることを目的としたもので、地域のランドマークとなることを目指している

横浜スタジアムのメインスコアボードは、2013年に全面フルカラーLED化を行ったが、大きさは1978年の開場時から変わっておらず、12球団の中で最も小さいサイズとなっていた

そのため、最近のプロ野球界ではスコアボードの大型化と演出の多様化が進んでいることから、体験価値を向上させるために改修が決定された

改修後のスコアボードは、現在のサイズ25.4メートル×9.906メートルから、88メートル×12メートルに拡張されることが予定されている

これにより、屋外球場としては国内最高の高さと面積を誇るスコアボードが完成する

プロ野球の試合だけでなく、コンサートや各種イベントにおいても多様な演出が可能となることから、地域の中心施設としてスポーツを通じた街の活性化に寄与することが期待されている

改修工事は、8月の着工後、プロ野球の非試合日を利用して基礎工事に着手し、オフシーズンに作業を進める予定だ

2026年のプロ野球興行中は、通常通りメインスコアボードが使用され、2027年3月に全工事が完了する見込みである

横浜スタジアムのスコアボードの改修工事は、地域社会の活性化だけでなく、観客にとっての観戦体験の向上にも寄与する重要な施策である。特に、スコアボードの大型化は、試合をより楽しむための視覚的なインパクトを与えるだろう。さらに、コンサートやイベントにおいても利用されることで、幅広いニーズに応えることが期待されている。
キーワード解説

  • コミュニティボールパークとは?地域社会が野球を通じて交流し、共に楽しむことを目的とした公園のこと。
  • スコアボードとは?試合の得点を表示するためのボードで、プロ野球の観戦において非常に重要な役割を担っている。
  • LEDとは?発光ダイオードのことで、少ない電力で明るく光るため、照明やディスプレイに広く使用されている。

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