交流戦では10勝8敗の成績を収めたが、攻撃力には課題が残る
18試合で40得点を記録し、1試合平均2得点程度と、得点力不足が目立つ
西武の西口文也監督（52）は、チームの勝ち方について「うちは先発投手がゲームをつくり、守って、少ない点数で勝つ」と語り、再建1年目の戦略を強調した
エースの今井達也投手（27）も個人的に「このままいけば優勝も全然可能な位置にいる」と自信を示しており、再開後の試合は特に重要だ
27日からは北海道日本ハムファイターズとの3連戦が待ち受けている
今季、開幕戦で日本ハムに3連敗したため、リベンジの機会ともなる
西口監督は「この3、4、5、6、7、8試合が非常に大事」と語り、上位チームとの直接対決に向けての準備を進めている
監督は先発ローテーションを見直し、今井と隅田の2枚看板を中心に、8試合のうち4試合を担う予定とした
しかしその後は、シーズン初の7連戦が控えているため、7人の先発投手が必要となる
登録抹消を巧みに使いながら、今井、隅田、高橋、渡辺、与座、武内、菅井の7人が活躍しながら、厚いピッチング陣を形成してきた
さらにリリーフ陣にも注意が必要で、これまでの戦法を貫くのか、採用の方針を変えるのか、首脳陣の判断が試される
上位チームとの8試合、さらには7連戦を乗り越え、シーズン後半に向けての土台を築く必要がある
西武にとって、この連戦は非常に重要な意味を持つはずだ
西武が今後の戦いでどのように立ち回るのかが、ファンにとっても注目のポイントとなるだろう
西武ライオンズはペナントレースの再開に向けて厳しいスケジュールを迎えます。交流戦で得点力不足が課題となった中、この連戦でどれだけ勝利を重ねられるかが、シーズンの行方を左右する大きなポイントになります。監督、選手たちの戦略と意気込みがどのように実を結ぶのか、注目されるところです。
キーワード解説
- 再建：再建とは、組織やチームを少しずつ作り直して、再び良い状態にすることを言います。
- 先発投手：先発投手とは、試合の最初に登板してゲームを投げる投手のことです。試合の流れを作る重要な役割を担っています。
- リリーフ陣：リリーフ陣とは、先発投手が降板した後に登板する投手たちのことです。試合を締めくくるために重要な役割を果たします。
- ローテーション：ローテーションとは、投手の登板順番を決めることです。チームの戦力を安定させるために重要な要素です。
