特に６月の月間打率は驚異の・３６２を記録し、チームの攻撃を牽引している
リーグ戦再開初戦となった試合では、広島は逆転負けを喫し、勝率は再び５割に戻った
これにより、チームは３位タイに後退したが、新井貴浩監督（４８）は「攻撃の内容は良いので、これを続けたい」と前向きな言葉を残した
バンテリンドームは広島にとっての鬼門と言われており、昨シーズンの成績も芳しくなかったが、そんな中で小園選手は活躍を見せた
彼は、交流戦からの好調をリーグ再開初戦で示し、「あの２打席は良かった」と敵地のファンに力強い姿を印象づけた
この日の試合では、先発ピッチャー・大野選手との今季２度目の対戦
前回の対戦（４月１０日）では無安打に抑えられたが、今回は初回こそ二ゴロに倒れたものの、後の打席で見事なヒットを放った
特に、三回の第２打席では一、二塁のチャンスで、初球のフォークボールを捉え、右前に鋭い打球を飛ばした
このヒットにより、１死満塁の好機を作り、続くモンテロ選手の犠牲フライで勝ち越しに成功した
また、五回にも再び安打を記録し、この日２度目のマルチ安打を達成
この月に入ってから、小園選手の打撃は目覚ましく、６月の成績は８０打数中２９安打、月間打率は・３６２にも達している
しかし、彼は「今のままでは満足できない」と語り、さらなる精度の向上を目指している
今回の試合では、チーム全体で１２安打を放ちながらも、得点はわずか２にとどまり、逆転負けとなった
新井監督は「ヒットは出ている
良い内容の打撃をしている選手が多いので、この調子を続けていきたい」と敗戦の中からもポジティブな要素を見出した
交流戦後の休養を経て、リーグ戦が再開された広島だが、初戦での黒星スタート
勝率を５割に戻した今回の試合後、小園選手は「結果を残さなければならない立場なので、引き続き集中して臨みたい」と、今後の戦いに向けた意気込みを語った
残り試合も小園選手がチームを牽引する存在となることが期待される
広島の小園選手の活躍は、チームの攻撃力の強化を象徴していると言えます。しかし、逆転負けという結果が示すように、得点に結びつく効率が求められます。これからの試合や選手の成長に注目したいです。
キーワード解説
- マルチ安打とは？一試合に複数の安打を記録することを指し、選手の打撃の好調さを示す重要な指標です。
- 月間打率とは？特定の月における選手の打率を示し、打撃成績を評価するのに役立ちます。高い月間打率は選手のコンディションの良さを示します。
- 鬼門とは？特定の場所や状況で、過去に良くない結果が続いた状態を指し、チームにとっての苦手意識を伴う場所のことを言います。
