6回表の2死一、三塁の場面で、敵投手・涌井の初球に対し、右越えに逆転の2点三塁打を放った
小園は後に「『無』でいきました
焦らず、自分のスイングを心がけた」と語っており、その心の持ちようが逆転打につながったと言える
試合の前半は中日の好投により、広島は5回まで二塁すら踏むことができなかった
しかし、チャンスを迎えた際には小園が徹底した集中力を持って打席に立ち、涌井投手からワンチャンスを活かすことに成功した
さらに、小園は8回2死二塁でも右前打を放ち、リーグトップの得点圏打率4割1分9厘を記録している
「何でなんですかね、なぜか打てる
自分でも分からないです」と驚きを示す小園
彼の打撃能力のハイレベルさは明らかである
交流戦後には“秘密特訓”を敢行したことを明かし、「野球をせず、一回忘れるというのが秘密の特訓です
一回忘れて、バットを握らずに
全く野球のことは考えていなかったです」と話した
休日には家族と温泉に出かけ、「なかなか楽しいところに連れて行ってあげられていないので、良かったです」とリフレッシュした様子だ
彼のプライベートでの充実ぶりも、パフォーマンスを高める要因となっているようだ
小園海斗選手の逆転の三塁打は、非常に素晴らしいパフォーマンスでした。試合の流れを見事に変えることで、チームを勝利に導いたことは、彼の勝負強さを示しています。特訓によってリフレッシュできたことも、彼の成長に寄与していると感じます。
キーワード解説
- 逆転三塁打とは？: ゲームの流れを逆転させる重要な打撃で、走者が3塁まで進む安打のこと。
- 得点圏打率とは？: 得点圏（得点が入る可能性のある塁上の走者がいる状況）での打率を示し、選手の勝負強さを表す指標。
- 特訓とは？: 特殊な練習やトレーニングを指し、技術やパフォーマンスを向上させる目的で行われる。
