巨人の中山礼都、待望のプロ初ホームランでチームを勝利に導く

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◇セ・リーグ 巨人1―0DeNA(2025年6月29日 東京D) プロ野球・セ・リーグに所属する読売ジャイアンツの内野手、中山礼都選手(23)が、29日の横浜DeNAベイスターズとの一戦で念願の初ホームランを放ち、チームを1-0の勝利に導いた

待望の一発

中山選手にとって、この一発はプロ5年目にして初めてのホームランであり、チームにとっても貴重な得点となった

試合終了後には、「思ったよりも飛んだ」と満面の笑みでホームランを振り返りつつも、「今の自分はそんなにバコバコホームランを打つタイプじゃない」と謙虚な姿勢を崩さなかった

過去の思い出

実は、中山選手は昨年のクライマックスシリーズでもホームランを打っており、その際はプロ初アーチがCSという快挙を達成した

しかし、レギュラーシーズンでは待望の一発となり、彼のキャリア第100安打とも重なった

成長を感じる指揮官の目

中山選手の成長を見守る阿部慎之助監督(46)は、「もう完璧だったんじゃないですかね」と評価し、「強い球をああやって打てたのは自信にしてほしい」と期待を寄せた

中山選手も、「阿部監督は1年目から見てくださって、悔しい思いをしてきたので、見返したいという気持ちでトレーニングをしている」と語った

記念球と親孝行

本塁打の記念球については、「実家に送るかもしれない」と話し、親孝行の意識を示した

彼の名前が「礼都」ということからも、家族を大切にする気持ちが感じられる一幕だった

ポジションにこだわらず

現在は本職ではない左翼手として出場している中山選手だが、「ポジションのこだわりはない」と語り、出場機会に感謝し、全力で役割を果たす意志を表明した

また、「尊敬する坂本選手に似たホームラン後のポーズには全く意識していない」とはにかみ、その純粋な性格を垣間見せた

中山選手のプロ初ホームランは、彼の成長を示す重要な瞬間であり、試合の勝利にもつながりました。彼の謙虚さや家族を大切にする姿勢が多くのファンに愛されている理由かもしれません。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ホームランとは?:野球におけるホームランは、バッターがボールを打って、ボールがフェンスを越えることを指し、得点が付きます。
  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球におけるプレーオフ制度で、リーグ優勝チームとその次のチームが対戦し、日本シリーズへの出場を争います。
  • 記念球とは?:プロの選手が特別な試合で打ったホームランのボールなど、重要な意味を持つボールのことを指します。

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