広島、サヨナラのチャンスを逃し引き分けに

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広島、サヨナラのチャンスを逃し引き分けに

◆JERAセ・リーグ 広島2―2ヤクルト(1日・マツダスタジアム) 広島東洋カープは、今季3度目の引き分けを迎えました

試合は、2本の本塁打を打ったものの、最後のサヨナラチャンスを生かせずに終わりました

9回に2死三塁の好機で、代打の秋山が空振り三振を喫し、試合は延長戦へと突入

11回には、1死一、二塁の場面で、菊池が左飛に倒れ、続く矢野の左前打では、ヤクルトの前進守備により二塁走者が生還できませんでした

そして、2死満塁の場面で代打・中村奨が右飛に終わり、結局、本塁からあと一本が出ませんでした

先発の床田は、初回に2失点しましたが、その後は安定感を見せました

初回は毎回走者を許しながらも、4回には1死満塁のピンチをしのぎました

続いて、坂倉のソロ本塁打で1点差に迫ると、6回にはプロ初の2番で起用された末包が同点のソロ本塁打を放ちます

床田はその後、5回から3イニング連続で3者凡退を続け、リリーフ陣も無失点で試合をつないでいきました

試合後、新井貴浩監督は、床田の立ち上がりについて「ちょっと高かったが、修正して尻上がりにナイスピッチングだった」と評価しました

また、プロ初の2番起用については、「長打のある選手を上位に配置するのは相手にとって厄介だと思っている」と説明しました

新井監督はまた、リリーフ陣の運用についても触れ、「8、9回の起用は流動的に行くので、必ず同じ選手が投げるというわけではない」と語りました

試合の終盤、自軍の選手たちの活躍を称えながらも、「勝ちたかったが、惜しい場面が多かった」ともコメントしました

今回の広島の試合は、引き分けという結果ではありましたが、多くの見どころがありました。特に床田投手の立ち直りや新たな選手起用から得た可能性は、今後の試合での期待を高める要素となるでしょう。次の試合に向けてチームがどのように修正し、勝利を狙うのかに注目です。
キーワード解説

  • 引き分けとは?プロ野球の試合で、両チームが規定のイニングを終えた際に得点が同点の状態で終了した場合を指します。
  • 本塁打とは?野球で、バッターが打った球を外野のフェンスを越える形でヒットさせることを指し、1点が加算されます。
  • リリーフとは?先発ピッチャーが試合中に降板した際に、バッテリーとして交代するピッチャーを指します。リリーフ陣は、チームの勝利に大きく貢献します。
  • サヨナラとは?試合の最後に得点を入れ、その結果、勝利を収めることを意味します。特に、9回裏に発生する場合が多いです。

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