特に注目を集めたシーンは、9回1死の場面で発生した
山川穂高選手が左越えの逆転2点二塁打を放ち、試合を決定づけた
劇的なフィナーレ
山川選手が放った打球は、左翼フェンスに直撃したこの局面で、緒方選手が本塁でのセーフかアウトかの判定を巡ってリクエストが申請され、結果的に判定が覆りアウトからセーフに変更されたことで流れが一変した
ヒーローとなった山川選手は「映像を見て、アウトかなと思いましたけど」と冷静に回想し、二塁ベース上で待機しながら、少し遅れてナインからの手荒い祝福を受けた
彼は「その瞬間、勝ちが決まるのがサヨナラ
うれしいですよね」と感慨深く語った
復帰後の復調
シーズン中に不振を極め、交流戦の終盤には二軍に降格して調整をする時期を経て、復帰後の彼はわずか5試合で7打点を挙げ、その強さを取り戻しているファームでの調整においては「打球を上げようとするのでなく、ボールを(上から)つぶす感じで」との新たなアプローチを選択し、打撃のスタイルを修正したという
次なる挑戦
小久保監督は「アウトの内容も良くなっている」と選手の成長を確信するようにコメントしたまた、これによりソフトバンクはこの試合の勝利で3連勝を達成し、今季最多となる貯金10を記録した
3日の試合で勝利を収めれば、新庄ハムの上位へと追い抜くチャンスがある
今回のソフトバンクの逆転サヨナラ勝ちは、チームにとって非常に重要な勝利となった。特に、山川選手の活躍は彼自身の復調を示すものであり、チーム全体の士気を高める要因となるだろう。新たな打撃スタイルでの成果も見られ、今後の試合への期待が高まる。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは?最後のイニングで試合に逆転して勝利することを指します。
- リクエストとは?反対判定に異議申し立てをして確認するための映像判定システムのことです。
- 二軍とは?チーム内での育成や調整のための下部リーグでの活動を指します。

