ソフトバンク、9回逆転サヨナラ勝利で日本ハムとのゲーム差を1に縮める
2025年7月2日、福岡・みずほペイペイドームで行われたパ・リーグの試合において、福岡ソフトバンクホークスは北海道日本ハムファイターズとの激闘を繰り広げ、2-1で逆転サヨナラ勝利を収めましたこの勝利により、ソフトバンクは3連勝を果たし、今季の貯金が最大の10に達しました
試合は一進一退の展開が続き、0-1で迎えた9回表には、1死一、三塁の絶好のチャンスが訪れました
ここで登場したのは、内野手・山川穂高(33)
彼が放った打球は左翼フェンスに直撃する二塁打となり、代走で出場していた緒方理貢外野手(26)が本塁に突入しますが、最初の判定はアウトとされました
しかし、緒方はリクエストを行い、リプレイの結果、セーフに覆りました
この劇的な逆転劇について、山川は「その瞬間に勝ちが決まるサヨナラ打はやっぱりうれしい」とコメントしました
試合の流れと重要な瞬間
試合は日本ハムの先発・加藤貴が完封を狙う中、ソフトバンクは決して諦めずに攻撃を続けました9回、先頭の野村が内野安打を放つと、続けて中村も安打を記録し、一死で一、三塁のチャンスを作ります
打順が回ってきた山川は、これまでの3打席で無安打という苦しい状況でしたが、「とにかくボールをつぶそうだけ考えて」と決意し、初球のフォークを逃さずに振り抜きました
その打球は左翼フェンスに直撃し、クリーンアップの仕事を果たしました
リクエスト判定後、審判がセーフのサインを出すと、球場は歓喜の渦に包まれました
山川は移籍2年目にして初めてのサヨナラ打を記録し、チームの雰囲気を一層高めました
監督のコメント
試合後、小久保監督は「アンパイアがセーフならセーフです最後に良く決めてくれた」と選手を称賛し、チームの士気を高める発言をしました
山川の復調も際立つ結果となったこの試合、彼は昨季の2冠を狙う期待の大砲として再び盛り返しています
この試合は、ソフトバンクにとって逆転サヨナラ勝ちというドラマチックな結果となり、今後の試合への士気を高める素晴らしい演出となりました。特に、山川の打撃が試合を決めたことは、彼の復調を感じさせる重要なポイントです。リクエスト制度の活用も、選手たちの判断力とチームワークを示しました。
キーワード解説
- 逆転サヨナラ勝ちとは?試合の最後に得点を重ねて勝つことを指します。この瞬間が、一番感動的で勝利を決定づけるプレイです。
- リクエストとは?野球では、監督が審判の判定に異議を唱え、ビデオ判定を要求することです。この制度により、より正確な判定が可能になっています。
- 完封とは?試合で投手が相手チームに得点を許さないことです。非常に難しい条件を達成した投手の偉業でもあります。

