特に8回に見られた森下翔太選手の“神走塁”が試合の勝負を分ける重要な場面となりました
試合の状況
この日の試合は甲子園球場で行われ、先発投手の大竹耕太郎選手は8回まで無失点で好投対する巨人の井上温大選手も阪神打線を抑え続け、両チームともに無得点のまま試合が進行していきました
延長戦の可能性が示唆される中、8回に転機が訪れます
森下選手の神走塁
8回、巨人の2番手中川皓太投手が登板阪神は連続フォアボールで出塁し、2アウト1、2塁のチャンスを迎えます
大山悠輔選手が打席に立つと、初球に放った打球はショートの手前でイレギュラーバウンド
ショート泉口友汰選手の肩に当たるも、セカンドの吉川尚輝選手がカバーし、本塁へ送球しました
そこで、2塁ランナーの森下選手は、キャッチャー甲斐拓也選手とのタッチをかわすために体をひねり、見事にホームイン
このプレーは当初アウトとなりましたが、ビデオ判定により結果が覆り得点が認められました
森下選手はガッツポーズを見せ、阪神ナインも喜びを分かち合いました
巨人の反応
しかしながら、巨人の阿部慎之助監督はこの判定に異議を唱え、審判団に抗議結果、退場処分となり波乱の展開が広がりました
この一連のプレーに対してSNSでは「森下Ninja翔太(神)」や「森下翔太神走塁や」など、森下選手を称賛するコメントが多く寄せられました
試合の締め
最終9回、阪神は守護神岩崎優投手がマウンドに上がり、見事にゲームを締めくくりましたこれで阪神は巨人相手に連勝、さらには4連勝を達成しました
今回の試合では、森下選手の神走塁が勝負を決定づけました。走塁技術の高さと判断力が見事に噛み合った瞬間でした。阪神が連勝を収めた背景には、選手たちのチームワークが大きな要因だと感じます。これからもこのようなプレーが期待できることに応援が高まります。
キーワード解説
- 神走塁とは？：選手が俊敏なり、柔軟な動きで相手のタッチをかわし、ホームインを果たすことを指す。特に走者がセーフになる局面で見せる技術のことを言う。
- ビデオ判定とは？：審判が試合中のプレーを映像で確認する制度で、誤審を防ぐために導入されている。
- フォアボールとは？：投手が打者に四球を与え、打者が無条件で一塁に出塁することを指し、打者がボールを打つことなく出塁する機会を提供する。
