中日、DeNA戦で5連敗―若手投手に初勝利を献上する厳しい状況

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中日ドラゴンズが、3日に行われた横浜でのDeNA戦に3−8で敗れ、今季ワーストの5連敗を喫した

この結果、チームの借金は「9」となり、2桁到達が目前に迫っている

試合は初回からDeNAが勢いを見せ、先発投手の小園健太が5回3失点を記録し、プロ初勝利を遂げた

中日は、この試合で小園に勝利を献上したが、実はこれが初めてではない

彼らは6月29日の広島戦でも、ルーキーの佐藤柳に対して無得点に抑えられ、プロ初勝利をプレゼントしてしまった

わずか5日間で2回、若手投手にエネルギーを注入している形となっている

中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー、金丸夢斗投手(22)は、6試合中5試合でクオリティースタート(QS)を記録している

このQSとは、6回以上投げて自責点が3点以下という基準で、投手の安定したパフォーマンスを示す指標である

しかし、金丸は打線の援護を受けられないままで0勝と苦しんでいる

試合後のSNSでは、多くのファンが「金丸も中日に投げていたら楽々プロ初勝利を挙げていたに違いない」と同情の声を上げている

彼らは、金丸が不遇なのに対して、他のルーキーに勝利を与えている現状に疑問を呈している

金丸は「目標は新人王」と明言しているが、勝利がなければその目標も遠のく

次回の登板では、打線の援護を期待したいところだ

中日ドラゴンズの現状は、若い選手にとって厳しい環境であることが浮き彫りになりました。特に金丸投手は、良い投球を続けても打線の援護が得られず、結果が伴わないジレンマに苦しんでいます。チーム全体の力を高めるためにも、選手間の協力と戦略の見直しが必要でしょう。
キーワード解説

  • クオリティースタート(QS)とは? 投手が6回以上投げて、自責点が3点以下であることを指し、安定した投球を示す指標です。
  • 新人王とは? プロ野球で活躍したルーキー選手に与えられる栄誉で、各チームから選出された選手が争います。

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