巨人、阪神戦でサヨナラ負け 同一カード3連敗で借金生活再発

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◇セ・リーグ 巨人2―3阪神(2025年7月3日 甲子園) 巨人は敵地で行われた伝統の一戦でサヨナラ負けを喫し、同一カード3連敗となった

これにより借金生活に再び突入し、首位を走る阪神と今季初の6.5ゲーム差に広がった

今回の巨人の同一カード3連敗は、雨天による日程変更の影響を受けたロッテ戦を含めて今季6度目であり、阪神戦に限っては4月の日程以来の2度目となっている

甲子園での試合では、昨年7月30日~8月1日以来、3試合で合計23失点を喫している

試合は2―2の同点で迎えた9回、開幕からセ・リーグタイ記録の31試合連続無失点を続けていた守護神マルティネスが32試合目の登板で初失点を許し、チームはサヨナラ負けに遭った

マルティネスは9回に5番手として登板し、最初の打者森下に中前打を浴び、代走の植田が登場することとなった

続く佐藤輝には申告敬遠を選択され、無死一、二塁の局面を迎えた

その後、大山の痛烈な打球がマルティネスの左ひざ付近に直撃し、無死満塁という非常に危険な状況に

しかし、マルティネスは医療スタッフの介入を受けつつも続投を選択した

結果として、豊田に中犠飛を許し、巨人はついに試合を落としてしまった

試合開始直後、巨人は阿部慎之助監督の就任2年目を記念するかのように、増田陸が初回の初打席で2点適時二塁打を放ち、2点を先取した

巨人の4番が初打席で初打点を挙げるのは、2018年の岡本和真以来7年ぶりである

しかし、この後の巨人打線は13安打を放ちつつも、14残塁で終わった

今季、巨人がサヨナラ負けを喫したのはこれで5度目となり、阪神戦におけるその経験は初とされている

今後の試合でどのように立て直すのか、注目が集まる

今回の試合では、巨人がサヨナラ負けを喫し、阪神戦での3連敗が再び課題として浮き彫りになりました。特にマルティネス投手の初失点が試合の行方を左右したことが印象的でした。チームがこの泥沼から抜け出すためには、攻撃力の向上だけではなく守備や投手陣のさらなる強化も必要です。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合が同点またはリードされている状況で、相手チームに勝利の決定打を許し、そのまま試合が終了することを指します。
  • 無失点とは?ピッチャーが対戦中に得点を一切許さないことを意味し、特に連続無失点記録は投手の優れたパフォーマンスの証です。
  • 適時打とは?走者がいる状況でヒットを打ち、走者を本塁へ返すことができる打撃を指します。得点に結びつく重要なプレーです。
  • 借金生活とは?チームの勝利数が敗北数よりも少ない状態を示し、公式戦においてパフォーマンスが低迷していることを示します。

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