巨人・三塚琉生、支配下登録後に1軍昇格も無安打で再び2軍へ

巨人の外野手、三塚琉生（みつか りゅうき）選手が、プロ野球における厳しい壁に直面しています

三塚選手は育成契約から支配下登録を経て、6月13日に1軍登録されましたが、わずか3試合の出場で9打数無安打という結果に終わり、7日後には再び2軍に降格となりました

三塚選手は千葉県出身で、桐生第一高校を経て2022年に育成ドラフト6位で巨人に入団しました

昨年、左膝を負傷し約1年間プレーできなかったものの、昨年6月には実戦復帰を果たしました

今年は3軍戦を中心に出場し、その中で14試合に出場し打率.351、2本塁打、11打点という impressive な成績を収めました

5月からは2軍に昇格し、イースタン・リーグで19試合に出場し、打率.357、4本塁打、OPS1.053（出塁率と長打率を足した指標）という良好な結果を残していました

しかし、1軍でのパフォーマンスは厳しいものでした

オリックス戦ではスタメンとしてデビューしたものの、先発投手である宮城大弥選手に対して3三振を喫し、4打数無安打と結果を残せませんでした

元巨人投手の高橋尚成氏は自身のYouTubeチャンネルで、1軍と2軍の投手のレベルの違いについて「日本を代表する投手と2軍の投手では明らかに違う

スピードや投球のコンビネーションは次元が異なる

プロのレベルに適応する必要がある」と語りました

高橋氏は、21歳の三塚選手には「プロレベルのスピードや考え方を早く身につけることが重要」と述べ、まずは「ヒットを1本打つことが大切」と助言しました

三塚選手が今後どのように成長し、再びプロの舞台で輝けるかが期待されます

今回の三塚選手の状況は、厳しいプロの世界の一端を示しています。2軍では良好な成績を残していたものの、1軍ではなかなか結果を残せなかったことは選手にとって大きな壁です。しかし、高橋氏のような元選手からのアドバイスを受け、さらに成長できることを期待しています。

キーワード解説

• 支配下登録とは？：支配下登録は、プロ野球選手がチームに正式に登録されることを指します。育成契約からステップアップし、1軍でプレーする権利を得る重要なプロセスです。
• OPSとは？：OPS（On-base Plus Slugging）は、出塁率と長打率を足した数値で、選手の攻撃力を評価するための指標です。高いOPSは、選手が出塁だけでなく、長打も打つ能力があることを示します。