この場面は、1-0でリードしていた西武の3回、1死二、三塁の場面で起こりました
今井は中村選手に右前に2点タイムリーヒットを許し、逆転を許してしまいました
試合の進行中、今井はその後も柳町選手に対してデッドボールを与え、1、2塁とします
そして、山本選手の打球がまたもや今井の左太もも内側を直撃し、一塁方向へ大きく跳ね返る投手強襲の内野安打となりました
マウンドにはすぐにコーチ陣が駆け寄り、痛みに耐えて続投を決意した今井は、2死満塁の状況で嶺井選手を捕邪飛に打ち取って切り抜けました
前回の登板、6月27日の日本ハム戦では、4回の3死一、二塁の局面で突然マウンド後方へしゃがみ込む姿が見られました
その際、今井は体調不良を訴え、その後の検査で熱中症と診断されたという背景があります
今回のアクシデント後も試合に出続けたことから、今井の投手としての執念やプロとしての責任感が垣間見えます
今回の試合では、今井選手が打球を受けても続投したことから、彼の強い意志が感じられますが、その影響で逆転を許してしまったことも残念です。選手たちが抱える体調の問題は多く、今井選手の過去の熱中症も含めて、体調管理の重要性が改めて浮き彫りになりました。このようなアクシデントがないことを願うばかりです。
キーワード解説
- デッドボールとは?:野球で投手が打者に対して投球し、その球が打者に当たることを指します。デッドボールを受けた打者は、一塁に進むことができます。
- タイムリーヒットとは?:ランナーが得点する際に、打者がヒットを打つことを言います。このヒットによってランナーが本塁に帰ることができれば、その打者はタイムリーヒットを記録します。
- 捕邪飛とは?:野球において、打者が打ったボールが捕手によって捕られるフライのことを指します。捕手がボールを直接捕まえ、アウトを取るプレイです。

