中日、ヤクルト戦で延長12回の末に敗戦 捉えきれない攻撃力が影響

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◆JERAセ・リーグ 中日4―6ヤクルト(5日・バンテリンドーム)
中日は、延長12回に決勝2ランを喫し、敗戦を喫しました

これにより、連勝はストップし、借金は今季ワーストタイの9に戻りました

試合の流れ

試合は延長12回まで及び、4-4の同点から始まりました

11回からマウンドに上がった中日の勝野は、2死二塁の場面で赤羽選手に変化球を投じましたが、これが左翼席下段へ飛び込むホームランとなり、決勝点を許してしまいました

変化球とは、投球時にボールの回転を変えて、急激な角度やスピードで打者を翻弄する投球法のことです

投手はこれを駆使して打者のタイミングを外すことが重要です

中継ぎ陣の疲労

この試合でベンチ入りした中継ぎ投手は8人

8回に5人を投入したものの、8回に橋本が同点を許しました

9回からは清水と勝野が2イニングずつ登板するなど中継ぎ陣に負担がかかり、最終的に勝ちパターンの選手が活躍できない状況になりました

井上監督は、「つぎ込む選手も最後はギリギリだった

勝ちパターンのところでやられてしまった

反省すべき点は随所にあると思う」とコメントしました

打線の反撃も実らず

中日の打線は、試合の最終回に先頭のボスラーが左前打で出塁しましたが、続く代打・村松が中飛、佐藤が空振り三振、最後は山本が遊ゴロに倒れ、無得点で終わりました

このように、打線が流れに乗りきれない様子が見受けられました

この試合は中日の投手陣が疲労していることが露呈した一戦です。特に中継ぎ陣が多くのイニングを投げており、延長戦に突入した結果、さらに苦しい状況になりました。一方で、打線もチャンスを生かせない場面が多く見られました。これからの試合でどのように立て直すのかに注目したいです。
キーワード解説

  • 延長:試合の規定時間を超えて続けられる特別なルール。通常の9回で決着がつかない場合に適用される。
  • 中継ぎ:先発投手が降板した後に登板する投手のこと。試合中盤から終盤の重要な局面を担当する。
  • 変化球:ボールの回転を変え、打者のタイミングを外したり、球筋を変えたりする球種の総称。

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