巨人、延長戦を7投手で完封し連続無失点を継続

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◇セ・リーグ 巨人0―0広島(2025年7月5日 東京D) 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、延長12回を7投手で完封し、チームの防御率向上に貢献したことに安堵の表情を見せた

先発左腕・グリフィン投手は、モンテロ選手の痛烈なピッチャー返しが自身の軸足に当たるアクシデントを乗り越え、7回を5安打無失点という見事な投球を繰り広げた

「打球が当たったとはいえ、7回を投げ切ってくれて本当に良かった」と顔をしかめながら痛みをこらえたグリフィンの意気を称賛した杉内コーチ

また、チームは大勢投手を温存し、マルティネス投手も膝の痛みから欠く中、7投手を駆使して無失点の試合を成立させたことに意味を持たせた

「大勢は連投させられない状況でしたので、グリフィンには大変感謝しています」とコーチは語り、7投手の継投による強固な防御を土台とするチーム作りを引き続きパートナーシップで追求する姿勢を見せた

セーブ機会が生じた場合、通算38セーブを達成した経験豊富な中川投手を起用する方針も示され、これに対し中川投手も冗談交じりに返事を返して笑顔を見せた

一方で、攻撃面は6月29日のDeNA戦以来、点数が伸びておらず、6試合連続で2点以下という厳しい状況が続いている

「バッターが点を取ることは必然です

今後はその点に期待していきたい」と杉内コーチは前向きに締めくくった

今回の試合で巨人は延長戦を制し、投手陣の奮闘が目立ちました。だが、攻撃陣はここ6試合での得点に苦しんでおり、この状態が続くとプレーオフ進出に暗雲を生じる可能性があります。投手陣と打線のバランスを如何に保つかが今後の鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 延長戦とは? 野球において、試合が規定のイニング数を終了した後、勝敗を決するために追加で行われるイニングのことを指します。
  • 継投とは? 投手を選手交代で次々と替える戦術のことで、試合の状況によって最適な投手を使うことで、防御力を上げることが可能です。
  • 無失点とは? 試合中、相手チームに点を取られなかった状態を指し、投手や守備陣の力が試される重要な要素です。

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