阪神伊藤将司、徴する力投で3連勝・チーム防御率も向上

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阪神・伊藤将司が好投で3連勝、チーム防御率も向上

<DeNA1-5阪神>◇6日◇横浜 阪神タイガースの伊藤将司投手(29)が、DeNA戦で素晴らしいピッチングを披露し、自身の3連勝を達成した

試合は横浜スタジアムで行われ、初回から3点の援護を受けた伊藤投手は、4番打者に本塁打を許したものの、丁寧な投球で7回を5安打1失点に抑えた

彼は94球を投げ込み、低めを意識した投球で要所を締める見事なパフォーマンスを見せた

伊藤投手は「走者を背負ってからしっかりコースに投げられたので、そこが良かった」と振り返った

特に2回に特大のソロホームランを打たれた後も冷静さを保ち、5回までに与えた安打はその1本のみであった

また、6回には1死一、二塁、7回には2死一、二塁とピンチを迎えたが、いずれも得点を許さなかった

さらにこの試合は、伊藤投手にとって約2年ぶりとなる横浜スタジアムでの白星

近しい存在であるDeNAの岩田投手との対戦でも、伊藤投手は冷静に自らを保ち「自主トレも一緒だったので、今後も頑張ってもらいたい」と後輩へのエールも送った

今季初先発となった6月11日の西武戦以降、伊藤投手はこれで4試合連続のクオリティースタートを達成

クオリティースタートとは、試合で6回以上投げて自責点が3点以下の成績を意味し、彼は防御率も0.59という驚異的な数字を記録している

藤川監督も「非常に我慢強い投手」と称賛し、さらなる成長に期待を寄せている

この日の試合を経て、阪神のチーム防御率は1.93に改善され、8連勝の中で許した失点はたったの5点

これは1試合あたりの平均失点数0.625という非常に安定した成績を示している

阪神の投手陣は鉄壁のローテーションを築いており、伊藤投手もその重要な一員として輝きを放っている

今回の試合では、伊藤将司投手の冷静なピッチングが際立ちました。特にピンチの場面でも落ち着いて対応できたことは、これからのプロ野球における彼のさらなる成長を期待させます。また、チーム全体の防御率も改善されており、阪神タイガースの今後の戦いにも注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは? それは、投手が1試合で6回以上投げ、自責点が3点以下の成績を指します。投手の安定したパフォーマンスを示す指標の一つです。
  • 防御率とは? 投手が与えた点数を基に算出されるもので、数値が低いほど優れた投手とされます。一般に、1点以下が素晴らしい成績とされます。
  • 防御率1.93とは? これはチーム全体で今シーズンに許した失点の平均を示しており、数字が低いほど投手陣の安定性を示します。

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