一方、連覇を狙う巨人は現状3位で借金は「1」
首位との差は8ゲームを広げられ、チームの状況は厳しさを増しています
特に、巨人のOBであり、ヤクルト及び西武で監督を務めた広岡達朗氏(93歳)は、「このままではBクラスで終わりかねない」と警鐘を鳴らしています
巨人は最近の阪神との3連戦でいずれも1点差で敗れ、特に3戦目では開幕から31試合連続無失点を記録していた絶対的守護神・マルティネスが打たれ、敗戦投手となりました
東京ドームに戻った初戦では、山崎の力投と代打キャベッジの一発で何とか1-0で辛勝しましたが、続く2戦目はグリフィンの好投むなしく0-0で引き分け
3戦目にはリードを守れず逆転負けを喫しました
特に打線に関しては、最近の6試合で無得点に終わった試合が3試合、そのうち3試合も2点以上取れなかったことが目立ちます
最近の4番打者への固定ができておらず、OBの広岡氏はこれを厳しく指摘しています
「岡本の穴が響いているが、打線がコロコロ変われば点は取れない
阪神を見てみろ、スタメンが安定している」と述べました
岡本選手が離脱して以来、キャベッジや吉川、丸、増田陸、大城などが4番を任されていますが、統一した打者がいない状態です
広岡氏は「頼れる打者は丸だけ」と指摘し、打線を固定することの重要性を訴えています
また、フロントの若手育成が不十分であることにも言及し、選手の質が低下している現状に危機感を募らせています
さらに、巨人は捕手を3人制に戻しましたが、広岡氏はこの決定にも異論を唱え、「捕手4人制はありえない」と強調しました
彼は打一人として岸田選手を中心に据えることを推奨しています
現在、巨人が抱えている問題は深刻です。特に岡本選手の離脱に伴い、打線の固定ができていないことが、得点力低下につながっています。また、フロントの選手育成の不足が影響を与えていると広岡氏が指摘しており、今後のチームの方針についても再考が必要です。これは巨人のファンにとって、とても大きな課題となるでしょう。
キーワード解説
- セ・リーグとは?:日本のプロ野球のリーグの一つで、12球団が所属し、主に東京を拠点とするチームが多い。セ・リーグは試合形式やルールが他のリーグと異なる点が特徴。
- 守護神とは?:野球において試合の終盤に登板し、試合を締めくくる役割を担う救援投手のこと。特に、試合を勝ちに持ち込むための重要な役割を果たす。
- 打線とは?:チームの打撃選手の配置や打順を指す言葉。打線の安定性は得点力に大きく影響する。

