先発は山崎、床田らが“激戦”
2025年7月7日、YouTubeで配信されたリーグ公式番組「JERA セ・リーグ レジェンド LIVE」にて、2025年シーズン前半戦のベストナインが発表されたこの選定では、6球団から名を馳せたレジェンドOBたちが視聴者の意見も踏まえながら、特に印象に残った選手達を選出した
選考に携わったのは、高橋由伸氏(元巨人)、鳥谷敬氏(元阪神)、佐々木主浩氏(元横浜=現DeNA)、前田智徳氏(元広島)、宮本慎也氏(元ヤクルト)、川上憲伸氏(元中日)の6名
それぞれポジションごとに選手を選ぶ形で進行され、先発投手部門では票が割れる接戦の末、リーグ最多の5完投を記録した床田寛樹(広島)が選ばれた
中継ぎと抑えの選出
中継ぎには、防御率0.84でリーグ3位の22ホールドを記録した清水達也(中日)が選出され、抑え役としては26セーブ、防御率0.29を誇るライデル・マルティネス(巨人)が選ばれたこのように、後ろの投手陣も堅実な成績を残していて重要な役割を果たしている
各ポジションの選考結果
捕手には首位を快走する阪神から坂本誠志郎が選出され、一塁手には大山悠輔(阪神)が起用された大山は約79試合に出場し、堅守とコンスタントな打撃で評価を得た
二塁手には中野拓夢(阪神)が選ばれ、宮本氏はその出塁率の高さを高く評価した
三塁手は21本塁打でリーグトップの佐藤輝明(阪神)が選出された
さらに、遊撃手には泉口友汰(巨人)が選ばれ、その安定感が高く評価された
外野手の選考では、森下翔太(阪神)とサンドロ・ファビアン(広島)が早々に選ばれ、最後の一枠で近本光司(阪神)が岡林勇希(中日)との接戦に勝利した
近本は出場試合数と盗塁数でインパクトを持つ選手である
最終的に、阪神から最多の6人が選出されたことが特に目を引いた
選考結果をまとめた川上氏は「年に一度の特別企画に関わり、OBの皆さんと選考できて良かった」と感想を述べ、レジェンドOBの鳥谷氏は「チーム全体の良好な状態が個々の成績を引き上げた」と評した
これにより、試合を重ねるごとに阪神が首位を独走する要因が再確認される形となった
| ポジション | 選手名 | 所属 |
|---|---|---|
| 先発 | 床田寛樹 | 広島 |
| 中継ぎ | 清水達也 | 中日 |
| 抑え | ライデル・マルティネス | 巨人 |
| 捕手 | 坂本誠志郎 | 阪神 |
| 一塁手 | 大山悠輔 | 阪神 |
| 二塁手 | 中野拓夢 | 阪神 |
| 三塁手 | 佐藤輝明 | 阪神 |
| 遊撃手 | 泉口友汰 | 巨人 |
| 外野手 | 森下翔太 | 阪神 |
| 外野手 | 近本光司 | 阪神 |
| 外野手 | サンドロ・ファビアン | 広島 |
キーワード解説
- JERA セ・リーグ 背景番組
- ベストナインとは?:特定のシーズンや大会において、最も優れた選手をポジションごとに選出したものを指します。スポーツの評価をする際に重要な指標となります。
- 中継ぎ投手とは?:試合の途中で登板し、先発投手の交代を受けて投球を行う役割の投手です。試合の流れを変えるための重要な役割を担います。
- セーブとは?:救援投手が試合を締めくくる際に与えられる記録です。主に、試合を勝ちに導くための貢献を示します。

