西武、ベルーナドームに大型ミスト噴射設備を導入し冷涼化対策を強化

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埼玉西武ライオンズは、7月8日の楽天戦から本拠地であるベルーナドームに新たな大規模ミスト噴射設備を導入した

この設備は、観客により快適な観戦環境を提供するための冷涼化対策の一環として設置されたものである

設備は、屋根からのエリアが2か所、そして足元からのミスト噴射エリアが8か所設けられる

ミスト噴射の仕組み

このミスト噴射設備は、インプレー中を除く時間帯に不定期で作動し、1回の噴射はおよそ15秒間持続する予定である

噴射中は周囲の温度が最大で約5度程度下がると見込まれており、これにより夏場の暑さ対策に貢献することが期待される

また、ミストには水道水が利用される

運用の安全性と天候への配慮

設備の使用にあたっては、専任のスタッフが周囲の状況を見守り、手動でミストの噴射をコントロールする

このため、天候、気温、湿度などの状況に応じて、稼働しない場合もあるという

球団の意向とファンの反応

球団の広報部長である赤坂修平氏は、この設備の導入を「昨年から検討していて、ようやく設置が実現した」と語り、新たな設備のさらなる導入についても意欲を見せた

一方、楽天の三木監督は「ファンが楽しく野球を見られるように考えられた素晴らしい取り組みだ」と、この施策に対する評価を下している

埼玉西武ライオンズが新たに導入したミスト噴射設備は、特に夏の観戦時の暑さを和らげるためのものであり、ファンの快適な体験を優先する意図が見えます。これは、他の球団にも参考になる取り組みであり、今後のプロ野球界全体に影響を与える可能性があります。
キーワード解説

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