投手部門で受賞した今井達也投手(27歳)は、これが2度目の栄誉となり、打者部門においてはタイラー・ネビン外野手(28歳)が初めての受賞を果たした
今井投手は5月中に5試合に登板して3勝を挙げ、防御率はリーグ2位の0.97を記録し、さらにリーグ最多の37回の投球イニングと43奪三振を達成した
防御率とは、投手が9イニング(1試合)あたりに与える自責点の平均を示す指標であり、低いほど優れた成績を意味する
一方、ネビン外野手はリーグ最多の17打点と得点圏打率4割4分4厘という素晴らしい成績を残した
得点圏打率というのは、ランナーが得点可能な状態の時に打者がどれだけヒットを打ったかを示す指標で、高い数値は試合の勝敗に大きく影響するため、選手の勝負強さを象徴する
表彰式には、今井選手が風邪で練習に参加できなかったため、球団マスコット「レオ」が代わりに出席した
このように、球団が同時に投打のMVPを出すのは2018年以来7年ぶりで、非常に珍しいこととなる
今回の表彰式は、西武ライオンズにとって特別な意味を持つできごとでした。今井選手とネビン選手の両方がそれぞれのポジションで素晴らしい達成をなしとげ、チームの活躍が期待される中での受賞です。さらに今井選手の健康状態にも今後の影響が心配されます。
キーワード解説
- 月間MVPとは? 月間MVPは、各月の選手の成績を評価し、その月で最も優れた選手に贈られる賞です。
- 防御率とは? 防御率は、投手が与えた自責点の平均を示す数値で、投手の成績を評価する重要な指標です。
- 得点圏打率とは? 得点圏打率は、ランナーが得点のチャンスにいる時の打者のヒット率を示す指標です。

