重要な復帰戦
近藤選手は6月17日の広島戦で左足かかとを負傷し、それ以降は一軍に帯同しながらも代打としての出場が続いていたしかし、小久保監督が「今日はスタメンで起用する」と決定し、4番・DHとして復帰の機会を得た
プロ通算100号の一撃
試合は0−0で迎えた3回、一死満塁の場面で打席が回ってきた近藤選手相手先発・エスピノーザの甘く入った変化球を捉え、右翼席中段へ直線的に飛ばす打球を放った
このホームランは試合の流れを大きく変える先制点となり、近藤にとっては記念すべき通算100号の満塁弾となった
復帰への思い
「久々のスタメンだったので、かなり緊張した思い切って振ることだけ考えた」と振り返る近藤選手
ホームランの後、右手を天高く突き上げる姿は、復帰を果たした喜びと、自身の成長を実感させるものであった
試合終盤の8回には適時打も放ち、この日5打点の大活躍を見せた
通算成績の変遷
通算100号到達により、彼はプロ野球史上311人目の快挙を達成また、ホークス加入前の11年間で52本であった本塁打数は、加入後の3年間で48本に増加している
お立ち台では「ホームランバッターではないので、目指している数字ではなかった」としながらも、今後のさらなる飛躍を約束した
近藤選手の復帰戦での姿は、チームの士気を高めるものであった。彼が示したパフォーマンスは、けがからの復活だけでなく、選手としての自信も見せた。これからも彼の活躍が期待される。
キーワード解説
- 満塁ホームランとは?試合で一度に四人の走者が得点する打撃のことを指します。
- 代打とは?試合中に打席に立つ選手を交替することで、主に打撃において活躍する選手を指します。
- お立ち台とは?試合のヒーロー選手が試合後にメディアに向けてコメントをする場所のことです。

