ソフトバンク、有原の好投と近藤の満塁弾でオリックスに快勝

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 ソフトバンクは8日のオリックス戦(京セラドーム)において、9-1という圧倒的なスコアで勝利を収め、今季最多の貯金「13」を達成した

この試合は、両チームが同じゲーム差で迎えた重要な上位対決であり、ソフトバンクが勝利を収めたことで、順位を2位に上げる結果となった

近藤健介の復帰と活躍

 15試合ぶりにスタメンで復帰した近藤健介外野手(31)は、3回の打席で見事な3号満塁ホームランを放ち、5打点を記録

これにより、チームの打線を力強く引っ張った

満塁ホームランとは、走者が全て塁にいる状態で打たれるホームランのことで、4点を同時に追加できる大きな得点源となる

有原航平の安定した投球

 投手の有原航平(32)は、7回を投げて1失点という素晴らしいパフォーマンスを見せており、これで6勝目(5敗)を手にした

特に、彼は「ハイクオリティースタート(HQS)」を記録しており、これは7イニング以上を投げ、自責点が2点以下である場合を指す

これによって、彼は自身の4連勝を達成した

改良が必要な局面

 今回の試合では、打者から奪った三振の数は1と少なく、三者凡退に抑えたのは初回と5回だけ

これに対し有原は、「全体的にいい投球ができた」と振り返ったが、決勝点を取った直後にホームランを打たれてしまった場面については反省の意を表した

節目の勝利
 この勝利により、有原はソフトバンク移籍後の通算30勝を達成

また、加入3年目の前半戦で投球イニングが400イニングを突破するなど、重要な役割を果たしている

上位対決初戦で核となる投手がきっちりと役割を果たしたのは、今後の試合への自信にも繋がるだろう

ソフトバンクの最近の成績向上は、近藤選手の復帰と有原投手の安定した投球の賜物だと言えます。特に、近藤選手が試合を決定づける活躍をしたことは、チーム全体に好影響を与えたでしょう。このまま勢いを保ちつつ、順位を維持していくことが期待されます。
キーワード解説

  • ハイクオリティースタート(HQS)とは?:投手が7イニング以上を投げ、自責点が2点以下の状態を指し、投手の安定感を示す指標です。
  • 満塁ホームランとは?:打者が、満塁の状態でホームランを打つことで、4点を一気に加点できる貴重な打撃です。

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