ソフトバンク、先発復帰の近藤が満塁弾の活躍でオリックスに勝利
7月8日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球公式戦において、福岡ソフトバンクホークスがオリックス・バファローズを9-1で下しました試合の立ち上がりから試合を優位に進めたソフトバンクは、報道によると、「早打ち」の印象が強い9番バッター牧原大（まきはらだい）が3回の表で先制の糸口を作ったとしています
牧原は7球を粘った結果、左前打を放ち、チャンスメークを果たしました
この場面は、通常の早打ちスタイルを崩し、たっぷりと考えて打席に臨んだことが光りました
その後、打線が続き、復帰した4番の近藤健介（こんどうけんすけ）が3号満塁ホームランを放つことで、試合の決定的な差をつけることとなりました
牧原は試合後、「毎日全力で、必死にプレーするだけです
それが自分のできること」とコメントしました
今シーズンは二塁のレギュラーを狙いながらも若手選手との併用が続いており、規定打席には37打席足りない状況ですが、その走攻守すべてにおける安定感はチーム内で際立っています
守備での価値あるプレー
特に注目されたのは3回に見せた守備のプレーですオリックスの中川が放った打球を追い、牧原は右前に抜けそうなボールを好捕
一回転して一塁へ送球し、アウトにしました
このプレーにより、相手側の追い上げを防ぐことができ、得点差を維持しました
反対にオリックス側は、守備のミスが勝敗に影響を与えた形です
3回に二塁手の太田による送球ミスが発生し、併殺のチャンスを逃し、その後ピンチが拡大
結果として近藤のホームランを許してしまい、試合の流れをつかむことができませんでした
この試合の結果に影響を及ぼしたポイントは、牧原のバッティングと守備、そしてオリックスの守備ミスであったといえるでしょう
この試合ではソフトバンクが見事に圧勝しましたが、それだけでなく、牧原の好プレーが光った点が印象的でした。特に彼が見せた守備はピンチを防ぎ、相手に流れを渡さなかったことが勝因の一つとなったことは間違いありません。今後の彼の成長にも注目が集まります。
キーワード解説
- 満塁ホームランとは？試合中に2人以上のランナーが塁上にいる状態で、バッターが打ったボールがフェンスを越えることにより、すべてのランナーがホームに帰れ得点が入る大きな得点を意味します。
- 規定打席とは？オフシーズンに選手が規定をクリアするためには、一定数の打席に立つ必要があります。この数に達することを「規定打席到達」と呼び、選手の実力を評価する基準にもなります。
- 併殺打とは？選手が同時に2人の走者をアウトにするプレーで、通常はピッチャー、二塁手、遊撃手が連携して実現することから重要な守備戦略の一つです。
