オリックス、エース宮城の奮闘も報われず 接戦を落とし8カードぶりの負け越し確定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パ・リーグ オリックス0-1ソフトバンク(2025年7月9日 京セラD) オリックスが接戦を落とし、8カードぶりの負け越しが確定した

劣勢の中でエースの宮城がシーズン初のソフトバンクとの対戦に臨んだ

宮城は「(ソフトバンクと)今年初対戦になりますけど、自分自身が変わらずに投げたい

連打されないように気をつけていきたい」と意気込んだものの、試合は非常に厳しいものとなった

前夜の試合で大敗したオリックスは、3位に転落していた

これまで好投を続けていた宮城だったが、5月21日のロッテ戦から勝ち星がなく、その間の5試合では白星がつかない状態だった

彼は「自分がゼロに抑えれば勝っていた試合もあったので

自分の実力不足だと思います」と、自身を厳しく評価した

試合が進む中、3回には先頭の牧原大に死球を与え、野村に左前適時打を打たれ、先制点を許してしまった

それ以外は非常に安定した投球を見せ、8回まで被安打わずか3、11三振を奪う力投を展開

最少失点で味方の援護を待ち続けた

しかしながら、オリックスの打線が宮城の頑張りに応えることはできなかった

初回には無死満塁のチャンスを迎えたものの、杉本が三振、ディアスが併殺打と、思わぬ拙攻が続いた

さらには8回にも2死満塁の好機を作るも、再びディアスが三振に倒れ、得点を逃した

宮城の奮闘も虚しく、オリックスは首位を争うソフトバンクに連敗を喫し、8カードぶりの負け越しが確定

宮城は8回を投げ切り3安打1失点の力投を見せながらも、3敗目を喫し、6試合連続で勝ち星から遠ざかってしまった

この試合ではオリックスの宮城投手が素晴らしいピッチングを見せましたが、打線がついてこず残念な結果となりました。特に初回の無死満塁のチャンスを逃したことが、試合の流れを変えてしまいました。選手たちは、次の試合でこの悔しさをバネにし、積極的に攻撃を仕掛けることが必要です。
キーワード解説

  • エースとは?エースとは、野球チームにおいて最も信頼のおける主力投手のことを指します。エースが試合で勝利を収めると、チーム全体の士気も高まります。
  • 併殺打とは?併殺打とは、野球において、一度の打撃で二人以上の走者がアウトになるプレーのことを指します。チャンスでの併殺打は、特にチームにとって痛手となります。
  • 三振とは?三振とは、打者がストライクカウントが3つになり、ボールにバットを振らずにアウトになることをいいます。三振を多く奪うピッチャーは、効果的な投球をしている証拠です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。