試合の初回からは雨が降り、難しいコンディションの中でのマウンドとなった
試合の序盤、高橋選手は2死から連続四球を与えピンチを招くも、5番打者の泉口選手を右飛に打ち取って難を逃れた
ところが、2回には味方の攻撃が始まる前に、雨脚が強まり19分間の中断が余儀なくされた
久しぶりに試合が再開されたが、今度は雷の影響で再度中断
再開までは27分のロスタイムを伴った
中断後の守備では、1死を奪った直後、7番の荒巻選手にカットボールを打たれ、右翼席にホームランを運ばれて先制点を許した
高橋選手はその後、3回以降は巨人打線を無得点に抑えるものの、打線の援護を得られず、5イニングで投げた球数は101球に達することとなる
そのため、6回の攻撃では代打を送られ、5月4日の広島戦以来の3勝目はまたもやお預けとなった
高橋宏斗選手のピッチングは雨という難しい条件の中でも光るものでしたが、運も絡むスポーツの特性上、勝利に結びつかない悔しさが感じられます。試合運びや投手としての精神力も試される場面でしたが、次回の登板に期待がかかります。
キーワード解説
- 先発投手とは？：試合の初めにマウンドに上がり、最初の数イニングを投げる投手のこと。ゲームの流れを作る重要な役割を担っている。
- 五回投げるとは？：試合の5回まで投げること。投手としての役割として一定のイニングを守ることが求められる。
- カットボールとは？：ボールを持った指の加え方によって、直球よりもわずかに曲がる球。打者のタイミングを崩すために使用される。
- 中止とは？：試合が中断され、再開が見込めない状況に陥ること。天候や事故などが原因となる。
