この結果、広島は1981年以来、44年ぶりとなる8連敗を記録しました
首位との差は9.5ゲームに広がり、セ・リーグの順位は3位タイに転落しています
試合は2点リードの状態で迎えた7回、先発投手の島内が1死二、三塁のピンチに直面
この場面で代打・糸原に中犠飛を浴びて1点差にされ、続けて近本に四球を与え、2死一、二塁の状況に
ここで中野が左前適時打を放ち、同点に追いつかれます
ここでベンチは森浦への交代を決断するも、阪神の打線の勢いを止められず、続く森下に右中間への2点適時二塁打を浴びて逆転を許しました
また、佐藤輝にも適時二塁打を許し、この回に5失点を喫しました
広島打線も、相手先発の伊原投手に対して5回までわずか2安打に抑え込まれましたが、6回には2死満塁のチャンスを作り出し、伊原から降板させました
代わった桐敷からは、坂倉が押し出し死球、秋山が2点の中前適時打を放ち逆転に成功
しかし、7回以降は阪神の強力なリリーフ陣の前に反発力を欠く結果となりました
先発の森投手は、2回に佐藤輝から先制の23号ソロ本塁打を被弾しましたが、その後は粘りを見せ、6回で6安打1失点にまとめました
しかし、自身4試合ぶりの白星には届きませんでした
広島のチームは厳しい状況にあります。試合の流れを変えることができず、特に7回に大量失点を喫したことが致命的でした。次の試合では、立て直しが必要です。これからの試合でどのように調整していくのか、また選手たちのパフォーマンスアップが期待されます。
キーワード解説
- 逆転負けとは？試合において、相手に点を先に取られたチームが後に点を取られ、順位を逆転されることを指します。
- 中犠飛とは？内野手が打った飛球を受けた外野手がタイムリーでランナーを進めるも、走者が本塁には帰れない場合の打撃を指し、打者はアウトになるものの、走者が得点できることを狙うものです。
- リリーフ陣とは？試合中に先発投手の後に登板して投球を行う投手のことを指します。主に結果をスムーズに収めるのが役割です。
