全国高校野球選手権福岡大会で東筑が初戦を突破、深町光生が完投勝利を飾る

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◆全国高校野球選手権福岡大会3回戦 東筑6-1北九州(11日、筑豊緑地野球場) 春夏計9度の甲子園出場を誇る伝統校、東筑が全国高校野球選手権福岡大会の初戦を勝利で飾りました

この試合は、5回終了時点まで1-1の接戦が続きましたが、中盤以降に東筑が突き放す形で勝利を収めました

青野浩彦監督(65)は安堵の表情を浮かべ、北九州と対戦した際には、「心の中では『リベンジ』のつもりだった」と述べています

東筑はシード校であり、初戦を勝利することで南北32強による県大会に出場する権利を得ました

例年に比べて少ない「6勝」で甲子園出場が可能という条件を考えると、この勝利は大きな意味を持つものでした

青野監督は過去に、エースの渡辺翔太(現楽天)を擁した北九州に敗れた苦い経験があり、「夏は怖いし、難しい」と語っています

その経験から、初戦の重要性をひしひしと感じ取っていたようです

先発投手には身長185センチ、最速145キロの速球を持つ深町光生(2年)が起用されました

深町は、被安打を3に抑え、9奪三振の完投勝利を果たしました

激戦区・福岡の中でも、彼の実力は特に目立つもので、伸びしろを秘めた右腕として、将来に期待が寄せられています

試合を振り返り、深町は「同じ学年の相手(織田翔希)も強豪高校に進学しているので、いつかは対抗したい」と、強い意欲を見せています

激しい競争が繰り広げられる福岡大会で東筑が勝ち抜けるのか、注目です

東筑高校の初戦突破は、過去の教訓と選手たちの成長が反映された結果であり、特に深町光生投手の活躍が光りました。競争が激しい福岡大会での勝利は、今後のさらなる挑戦の糧となることでしょう。選手たちがこの経験をどのように生かしていくのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 甲子園とは?高校野球の全国大会で、全国の高校が熱戦を繰り広げる舞台です。
  • 完投勝利とは?投手が自分のチームのために9回(またはそれ以上)の全イニングを投げ切って勝利することを指します。
  • シード校とは?事前に評価され、特定のラウンドから大会に参加できるチームのことです。
  • 安堵とは?心配や不安から解放されて安心することを意味します。

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