中日・マラー投手、自己最多タイの124球も本拠地初勝利ならず

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2025年7月11日、バンテリンドームナゴヤで行われた中日対広島の試合で、先発投手のカイル・マラー選手は、1対1の同点状況で7回途中までを投げ、5安打1失点を記録し降板しました

マラー選手はこの日、自己最多タイの124球を投じましたが、本拠地での初勝利は叶いませんでした

試合の流れ

初回、マラー選手は広島の秋山選手、菊池選手を連続で空振り三振に仕留め、次の小園選手も投ゴロで三者凡退の好スタートを切りました

2回には、一死から坂倉選手に中前打を許しましたが、その後モンテロ選手をストレートの四球で歩かせ、満塁にするも、投手の森下選手をフルカウントまで粘らせて見逃し三振で切り抜けました

リードを守れず

4回には、再び坂倉選手に右前打を許したものの、モンテロ選手を変化球で併殺打に抑え、5回終了時点で87球を投げました

その直後、ボスラー選手が先制のソロ本塁打を放ち、マラー選手に勝利投手の権利が舞い込みました

降板後の展開

ところが、6回に先頭の秋山選手に内野安打を許し、1死二塁から小園選手の中前打で一、三塁のピンチを招いてしまいます

4番のファビアン選手の打球が併殺崩れとなり、三塁走者の秋山選手が同点のホームイン

その後、井上監督がリクエストを行いましたが、判定は変わりませんでした

最終回の攻防
7回にもマラー選手はマウンドに上がりましたが、1死から中村健選手に四球を与え、さらに矢野選手に右前打を浴びます

ここで、マラー選手はフルカウントから投手の森下選手を見逃し三振に仕留めたところで交代を告げられ、2番手の斎藤選手が1番秋山選手から空振り三振を奪いました

今回の試合でマラー選手は、自己最多の124球を投じるも、本拠地での勝ち星が未だに無いという結果に終わりました。投手としては、自己の限界を超えるパフォーマンスを見せる中で、運にも見放されてしまった印象です。今後の試合でのリベンジが期待されます。
キーワード解説

  • マラーとは?アメリカ出身のプロ野球選手で、主に投手として活躍しています。彼は力強いストレートと多彩な変化球を操る能力を持っています。
  • 空振り三振とは?打者が振ったもののボールに当たらず、三振となることを指します。これは投手にとって、非常に評価されるプレーです。
  • 四球とは?投手が打者に対して、ボールが4球続いた場合に打者が一塁へ進むことができる制度です。これによりチームは得点のチャンスを得られることがあります。
  • 併殺打とは?打者が打ったボールが、同時に2人以上の走者をアウトにする状態のことを言います。守備側にとっては非常に効果的なプレーとされています。

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