井上監督は「投手陣が故障で駒がいない状態
みんなで守り抜くしかない」と発言し、その決意を現場で示しました
特に、七回途中からの継投策が功を奏し、勝利を導く結果となりました
継投策が奏功
同点の七回、2死一、二塁の場面で、先発投手のマラーを交代し、左打者の秋山に対して左腕の斎藤綱記投手を起用しました斎藤は外に逃げるスライダーを投げ、見事三振を奪いました
この後、中日が勝ち越し点を挙げたことで、斎藤にとっては今季初勝利にもつながりました
苦しい台所事情
本来、中日は強固な救援陣を誇りますが、現状は厳しい状況にあります松山は今季28セーブを挙げている新守護神であり、彼の不在は痛手です
また、代役として期待されていた清水もベンチ外で、チームは非常に苦しい台所事情に悩まされています
ただ、そうした中でも、選手会長の藤嶋が2年ぶりのセーブを挙げ、八回を締めました
今後の展望
浅尾投手コーチも「1点差を守り切った今日の勝ちは大きい起用の幅も出てくる」と語り、ブルペン陣を称賛しました
前カードの巨人との2連戦では、いずれも九回に逆転される厳しい内容でしたが、その経験が得られたことが今回の勝利に繋がったと考えられます
井上監督は「これに満足せず、つなげていきたい」と意気込んでいます
まとめ
打線に苦しむ中での勝利は、チーム全体にとって意義深いものでした今後の試合でも、この調子を維持し、一層のチーム力の向上が期待されます
今季、急な故障者が出た中日ドラゴンズの投手陣が、選手一人一人の連携と適切な出場を通じて勝利を見出したことは、チームとしての底力を見せました。こういった即時対応が今後の試合でも成功に繋がることが期待されます。
キーワード解説
- 継投とは？焼き方の切り替えを盛り込んだ戦略で、ピッチャーを交代し、状況に応じた効果的なピッチングを強化することを指します。
- セーブとは？野球において、試合の終盤に出場し、リードを守り切った投手に与えられる記録のことで、チームの勝利に直接貢献したことを示します。
