巨人・坂本、延長11回に勝ち越しホームラン!10年ぶりの「4番弾」でチームを救う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇11日 DeNA1―2巨人(横浜)=延長11回 試合は延長に入り、緊張感が漂う中、巨人の坂本勇人内野手が先頭打者として打席に立ちました

果たして彼は左翼に大飛球を放ち、これが勝ち越しのソロホームランとなりました

初めにランナーが有利な形で結果を待つ状況が続きましたが、ホームランと判定されたその打球は、スタンドの巨人ファンの手から落ちてグラウンドに戻ってしまいます

この状況を受けて、DeNAの三浦監督がリクエストを提出し、リプレー検証が行われることに

結果は判定通りのホームランと確認され、「フェンスの手前で触られていないか心配だったが、フェンスの向こうで触れてくれたので良かった」と坂本はコメントしました

この試合は彼にとって特別なものであり、9日の中日戦において678日ぶりに4番に座ってから、2試合目での大活躍です

坂本が打ったこの「4番弾」は、2015年6月7日以来、約10年ぶりとなります

試合後、阿部監督は「いや~、助けてもらった」と坂本の活躍に安堵の表情を浮かべました

さらに、「今、チームが厳しい状況なので『困ったときのベテラン』と言うが、丸選手と坂本選手がチームを引っ張っていることに感謝している」とも述べました

坂本はプロ19年目の今季、開幕から大不振に陥っており、2度の2軍落ちを経験

久しぶりのヒーローインタビューでは「今年は全然活躍できていないので、受けられてホッとしている」と語りつつも、「現状では点が入れられないので、誰が打ったとかではなく、皆で勝ちをつかむ努力が必要だ」とチームの団結を強調しました

この記事を通じて、坂本選手の活躍と彼が抱える苦しみが浮き彫りとなりました。特に、長い間の不振からの復活の兆しは、多くのファンにとって光明となることでしょう。また、チーム全体が団結し、苦境に立ち向かう姿勢は、プロ野球における競争の厳しさを再確認させてくれます。
キーワード解説

  • ホームランとは? 野球におけるホームランは、打球がフェンスを越え、アウトにならずに得点を重ねることができる特別な打撃を指します。
  • リプレー検証とは? 野球の試合において、判定の誤りが疑われる場面で用いられる制度で、ビデオ映像を基に正しい判断を行うことです。
  • ベテランとは? 長年の経験を積んだ選手のことを指し、特に試合の重要な瞬間にチームを引っ張る役割を果たします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。