阪神・村上がヤクルト戦で自己ワーストの6失点、連勝が11でストップ

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阪神タイガースの村上頌樹投手(27)が、11日に行われた東京ヤクルトスワローズとの甲子園での試合に先発し、苦しい投球を強いられました

この試合で村上は、2回8安打6失点という成績を残し、早々にマウンドを降りることとなりました

思わぬ先制点を許す

試合が始まり、村上は2回表にピンチを迎えました

二死一、三塁の場面で、相手チームの投手・ランバートの打球が村上のグラブをかすめ、内野へ転がる間に三走が生還

この守備ミスが思わぬ形で先制点を奪われる結果となりました

続く失点

村上はこの流れを断ち切りたかったものの、すぐに相手打者の岩田に適時左前打を打たれ、再び1点を献上してしまいます

その後、二死満塁の場面では、3番・内山にグランドスラムを被弾

これにより、村上は自己ワーストの6失点という大乱調を披露することとなりました

試合中断と交代

試合は2回終了後、約50分間中断されました

再開後の3回には、村上に代わって2番手の門別がマウンドに上がり、チームは村上の意地を受け継ごうとしましたが、結局3―6で敗北

村上は「取るべきアウトを取ることができずに、相手の勢いを止めることができませんでした

序盤で大量失点してしまい、申し訳ないです」と涙をのむ結果となりました

キャッチャーの坂本も反省
試合で村上とバッテリーを組んだ坂本誠志郎捕手(31)は、「村上がどうこうよりも、僕がもう少し冷静になれていれば」と反省の弁

彼もまた、満塁ホームランを受けたことを痛感しつつ、冷静な判断が必要だったことを語りました

チームは中盤に反撃を試みましたが、及ばず連勝は11で止まりました

今回の試合で村上投手が見せたパフォーマンスは、彼自身にとって苦い経験だったでしょう。先発投手としての重圧は大きく、特に先制点を許したことはチーム全体に影響を与えました。しかし、試合中の反省の声からも、彼が次に生かすべき学びを得たことが伝わります。
キーワード解説

  • グランドスラムとは? グランドスラムは、満塁の状況で打者がホームランを打つことを指し、その結果4点が入る非常に効果的な得点方法です。
  • 自己ワーストとは? 自己ワーストは、選手がこれまでのキャリアの中で最も悪い成績や記録を指します。
  • 先制点とは? 先制点は、試合において最初に得点を与えることを意味し、ゲームの流れを大きく変えることが多いです。

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