青山学院、二岡択実投手の快投で東東京大会2回戦を制す

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第107回全国高校野球選手権東東京大会が11日、神宮球場で行われ、青山学院が多摩大目黒に6―1で勝利を収めました

この試合では、巨人・二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチの長男である二岡択実投手(3年)が先発し、7回を4安打1失点に抑える好投を見せました

二岡投手は、右肘の手術を経て高校最後の夏にエースとしてマウンドに戻ったばかりです

彼は「やっと戻ってこられたと気持ちが入りました

野球ができて楽しいなという気持ちでした」と語り、手術からの復帰を喜びました

彼は高校2年時、右肩と右肘の故障に悩まされ、肘を伸ばせない状態が続きました

チームや家族などに相談の上、2024年8月1日に手術を受け、約2カ月間のリハビリを経て、25年3月から実戦に復帰しました

試合中、二岡投手は五回まで得点圏に走者を置いたのはただ1度だけという安定した投球を見せました

たった1失点とはいえ、六回には危険な場面もありましたが、130キロ台の直球とスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して打者を打ち取る姿は、一切の気負いが感じられないものでした

若林監督も「最後の夏に投げたい気持ちはずっと見てきてよく知っていた

よく間に合わせて、頑張って投げてくれたと思います」と感慨深げに称賛しました

また、父親である二岡智宏氏はスタンドから息子の奮闘を見守り、「笑ってやってこい」との言葉で息子を後押ししたそうです

二岡選手は「勝てるだけ勝ちたい

去年の先輩方のベスト16を超えられたら」と意気込んでいます

投げられる喜びを力に変え、さらなる活躍が期待されます

選手プロフィール

名前 二岡 隼実
生年月日 2007年6月10日
年齢 18歳
投打 右投げ右打ち
身長 179cm
体重 65kg
二岡択実投手の復帰は、怪我からの回復を果たした力強い証です。家族や監督の支えてきた背景にも感銘を受けました。選手自身の努力が実を結び、今後さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • エースとは?:エースはチームの中で最も信頼されている投手のことで、重要な試合で先発することが多い選手を指します。
  • 手術とは?:手術は身体の問題を治すために行う医療行為で、怪我や病気を治すために必要になることがあります。
  • リハビリとは?:リハビリは怪我から回復するための訓練や治療を指し、身体機能を戻すことを目的とします。

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