ロッテ・横山陸人が再び一軍に復帰、力感なしのストレートで好投を続ける

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ロッテの投手、横山陸人が先発を経験した後、再び一軍に戻ってから力感のないフォームで150キロを超えるストレートを投げ込み、相手打者を圧倒しています

横山は「先発をやって自分が思ったより力まなくても球速が出ていましたし、バッターの反応もファウルが多かったり、フライアウトが多かったので、中継ぎとしてもその経験を活かしています」と語り、自身の成長を強調しました

西武戦での投球内容

11日の西武戦では、2-1の7回に登板

先頭打者・外崎修汰を1ボール2ストライクから152キロのストレートで見逃し三振に仕留め、次に渡部聖弥を152キロのストレートで右飛、セデーニョには外角のスライダーを見極められ四球を与えましたが、代打の山村崇嘉を151キロのストレートで中飛に打ち取り、1回を無失点に抑えました

これにより、横山は4試合連続無失点の成績を記録しました

力感のないフォームの利点

横山の投球フォームは「力感がない」という特徴があります

「力んでしまうとコントロールのばらつきが出てしまうので、コントロールをしっかり保ちながら最大限の球速を出すことに集中しています」と彼は述べ、今後の課題についても触れました

力感をなくすことで、逆に規定されたコースや高さを正確に守ることができると考えているようです

イニングまたぎへの対応

この試合では1イニングのみの登板でしたが、5日のオリックス戦では2イニングを投げるなど、複数イニングを投げることもあります

「試合展開を見て、追加で1イニング行くことが予想できるので、その際の心の準備はできています

投球内容を変えるつもりはなく、悪化することもないので、特に意識していません」と横山は答えました

今後の展望

横山は「今後は更なる成長を目指しつつ、様々な役割を柔軟にこなしていきたい」と意気込みを語りました

イニングまたぎの登板など、試合の状況に応じて適応しながら、スコアボードに“0”を並べることを目指しています

取材・文=岩下雄太ロッテの横山陸人選手が再び一軍での戦いに戻ったことは、チームにとっても大きな喜びでしょう。彼の力感のないフォームが逆に球速を生み出し、さらにはコントロールも向上させています。このスタイルは、他の投手にも参考になるかもしれません。また、イニングまたぎへの対応が素晴らしく、状況に応じた柔軟な投球が期待されます。今後の彼の成長と活躍に目が離せません。
キーワード解説

  • 横山陸人とは?:ロッテに所属するプロ野球選手で、主に投手として活躍している若手選手です。
  • ストレートとは?:野球における球種の一つで、投手が最も基本的に投げる直球のことを指します。
  • 無失点とは?:投球において相手チームに得点を与えないことを意味し、ピッチャーの非常に重要な指標です。

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