巨人、チェコ出身のフルプ選手が支配下契約締結

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プロ野球・読売ジャイアンツ(以下、巨人)は、2025年7月12日、育成選手のマレク・フルプ外野手と支配下選手契約を締結したと発表した

この契約により、フルプ選手は背番号「39」を背負い、支配下登録選手数は67人に達し、残りの枠は3つとなっている

フルプ選手はチェコ出身で、これはチェコ出身選手として初の日本プロ野球(NPB)支配下登録選手にあたる

彼の能力が注目される理由は、国際大会での活躍にある

2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や2024年のプレミア12強化試合にチェコ代表として出場し、WBCでは佐々木朗希投手から二塁打を放つなど、その実力を証明した

フルプ選手は大柄で力強い打撃が特徴で、米国の独立リーグを経て、昨年9月に巨人に入団した

今シーズンはイースタン・リーグで66試合に出場し、打率2割6分5厘、4本塁打、29打点を記録

外野守備でも多くのハッスルプレーが評価されている

巨人は現在、主力選手のヘルナンデスが打撃不振で二軍調整中、さらに浅野や若林も故障により外野の選手が固定できない状況にある

フルプ選手は即1군に昇格予定であり、同じく12日に昇格する長野選手とともに、チームの得点力不足を打破する起爆剤として期待されている

今回のフルプ選手の昇格は、巨人にとって戦力強化の重要な一手と言える。特に外野手が不足しているチームにとって、フルプ選手のパワフルな打撃は試合に大きな影響を与える可能性が高い。これからの活躍が楽しみだ。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?支配下選手は、球団が正式契約を結び、選手として登録されることで、試合に出場できる選手を指します。
  • 肉体的なハッスルプレーとは?ハッスルプレーは、選手が全力でプレイし、ボールに対して積極的に動く姿勢を表します。
  • 打率とは?打率は、選手の打撃の成功率を示す指標で、ヒット数を打席数で割ったものです。

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