小笠原慎之介、メジャー2度目の先発で成長を見せるも勝利は次回へ持ち越し

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ナショナルズの小笠原慎之介投手は、12日に行われたブルワーズとの試合でメジャー2度目の先発を果たしました

試合は「ブルワーズ6-5ナショナルズ」となり、結果として小笠原は4回を4安打3失点とし、与四球1、奪三振2の成績を残しました

これにより、メジャー初勝利の夢は次回以降に持ち越されることとなりました

試合内容の詳細

小笠原は最速149キロで56球を投げ、その内34球がストライクとなりました

現在の防御率は9.45です

チームはこの試合をサヨナラ負けで終え、3連敗を喫しました

初回からのピッチング

小笠原はメジャー初登板から5日間の調整期間を経て、2度目のマウンドに立ちました

初回には二死から3番チョーリオに三塁内野安打を許しましたが、捕手アダムスの完璧な送球により二盗を阻止しました

前回のデビュー戦での4失点を気にしつつも、初回を無失点で切り抜けました

好調な第2・第3回

自軍の7番ライルからの2号ソロホームランの援護を受けると、小笠原は2回には先頭のイエリチに四球を与えるも、5番のボーンをチェンジアップで遊ゴロ併殺に仕留め、続けて3回は11球で3人を相手に料理しました

四回の乱れ
2点リードの四回、先頭フレリックに死球を与えてしまい、その後のコントレラスには2-1から内角直球を左前へ運ばれます

無死一、二塁となった場面で、チョーリオにライナー性の打球を許し、結果的に同点に追いつかれてしまいました

チームの結末と小笠原の今後

小笠原は先発の役割を果たすことはできませんでしたが、前回からの成長したピッチングを見せました

八回のハウスの2号2ランで逆転に成功しましたが、九回に抑えフィネガンが崩れ逆転サヨナラ負けを喫しました

小笠原は昨オフ、中日からポスティングシステムを用いてナショナルズと契約を結びましたが、オープン戦での成績が振るわず3A降格を余儀なくされています

今後は先発ローテーション入りを目指してさらなる努力が必要です

小笠原選手のピッチングには成長の兆しが見られるものの、勝利には至らなかったのは残念です。彼の次回の登板に期待が高まります。特に今後、四回の投球を改善し、先発投手としての役割を果たすことが課題でしょう。
キーワード解説

  • 小笠原慎之介とは?:日本のプロ野球選手で、緊迫した投球や技術で知られる投手です。
  • メジャーリーグとは?:アメリカのプロ野球リーグで、世界で最も権威のある野球リーグの一つです。
  • 防御率とは?:投手が1イニングあたりに与える得点の平均を示す指標で、低いほど優れた投手とされます。
  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球チームが選手を売却する際の制度で、選手がメジャーリーグに挑戦するための道を開きます。

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