彼は先日、5月11日の西武戦で一軍デビューし、その後の試合で課題に取り組みながらも、ついに本拠地でのマウンドに立ちました
12日の西武戦では、9回に登板し、147キロのストレートで先頭バッターの渡部聖弥を二飛に仕留め、続いて長谷川信哉、古賀悠斗を相手にストレートで打ち取ると、見事に無失点で抑えました
一軍での挑戦
早坂は高卒2年目の今季、5月11日に一軍に登録され、西武戦でデビューその後、同月14日の楽天戦でも無失点の投球を披露しましたが、16日に一軍登録を抹消されました
この間、彼は「真っ直ぐは自分の武器」としつつも、それが打たれることも経験し、さらなる成長が求められると自覚していました
ファームでの成果と成長
一軍からの降格後、早坂はファームで8試合・12回2/3を投げ、防御率0.71という素晴らしい成績を収めました彼は「四球を減らす」「ファーストストライクを取る」といったピッチングの基本に徹底することを意識し、その結果、出塁を抑えながらも少ない球数で2イニングを投げ切ることができるようになりました
気持ちの切り替えが鍵
早坂は、ボールを投げる度に過去の投球を引きずることがあったが、今季は気持ちの切り替えをしっかり行うことで成功に繋がっていると語っていますまた、キャッチャーとのコミュニケーションを大切にし、「ストレート主体の投球」を目指すことが彼の成長に寄与しています
他の若手との競争
同学年の寺地隆成、木村優人が一足早く一軍で活躍する中、早坂も「自分は自分」と言いつつも彼らの活躍が刺激になっていることを認めました「1日でも長く、ずっと今シーズン一軍で投げ続ける気持ちでやっていきたい」と力強く語った早坂の今後に注目が集まります
早坂響選手のZOZOマリンスタジアムでの初登板は、彼にとって大きな達成でした。若手選手としての期待がかかる中で、一軍の舞台での成績は特に重要です。また、彼の成長過程を知り、他の若手選手との競争が自らの成長に繋がっている点が印象的です。
キーワード解説
- ストレートとは?:ストレートは、投手が投げる最も基本的な球種で、ボールがまっすぐに飛ぶことが特徴です。
- 防御率とは?:防御率は、投手の成績を示す数値で、9イニング(1試合分の投球)あたりに与えた得点を表します。数値が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされます。
- ファームとは?:ファームは、プロ野球における下部組織のチームで、一軍の選手を育成する役割があります。

