ナショナルズ・小笠原慎之介投手、メジャー2度目の先発で3失点も降格決定

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米大リーグのナショナルズに所属する小笠原慎之介投手(27)が、12日(日本時間13日)に行われた敵地でのブルワーズ戦で、メジャー2度目の先発マウンドに上がりました

試合はブルワーズが6-5で勝利しましたが、小笠原は4回4安打3失点の結果を残し、試合後に3A(トリプルA)への降格が発表されました

試合の内容

小笠原は、6日(同7日)の本拠地・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たし、初回に4失点を喫する厳しいスタートを切りました

続くこの試合では、初めの3回を多彩な変化球と最速92.7マイル(約149.2キロ)の直球で無失点に抑えましたが、4回に入り先頭のフリリック選手に死球を与えたことが転機となりました

降格の経緯

この日の試合では自らの失点も響き、結果として防御率は9.45に達しました

なお、今季は中日からのポスティングシステムを利用してナショナルズに移籍し、オープン戦では5試合に登板し1勝3敗、防御率11.25という不振が続いていました

開幕はマイナーリーグからのスタートとなったため、3Aのロチェスターでの登板を経て再びメジャー昇格を目指すことになります

今後の展望
小笠原は、今季中にメジャーでの再昇格を果たすことが期待されています

彼の変化球とストレートのコンビネーションが鍵となるでしょう

ファンや球団からの期待がかかる中、今後の活躍が注目されます

小笠原投手の起用には多くの期待が寄せられましたが、連続した失点が課題として浮かび上がりました。今後はマイナーでの経験を生かし、再度メジャーでの活躍を目指すことが求められています。彼が持つ変化球の技術が、次の昇格へどれだけ役立つか注目です。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:選手が他のリーグに移籍する際に、そのチームが承認された場合に他のチームと交渉することができる制度です。
  • 防御率とは?:投手が登板したイニングに対して失点がどれだけあったかを示す数値で、低いほど優秀な投手とされています。
  • 3A(トリプルA)とは?:メジャーリーグの下部リーグの一つで、最も高いレベルのマイナーリーグです。

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