村上宗隆、実戦復帰もヤクルトの静観モードが続く理由

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不可解な「静観モード」

上半身のコンディション不良により成績が振るわなかったヤクルトの村上宗隆内野手(25)が、ついにファームでの実戦に復帰した

しかし、チームはケガ人が続出しており、自力優勝の可能性が消失している中で、高津臣吾監督は「ムネは万全の状態になってから」での一軍昇格を口にしている

この状況に疑問を呈するOBも多く、ヤクルトファンの間でも憤りが広がっている

村上は7月8日にイースタン・リーグ戦で実戦復帰を果たしたものの、しばらくは二軍で調整を続ける意向を示している

高津監督の「静観」姿勢は、シーズンが折り返した今の時期に疑問視されている

選手自身も早急な昇格には消極的なのだというが、シーズンが既に終息を迎えているように思える

この状況の背景には、球団の経済的事情が絡んでいる

村上はオフにメジャーリーグへのポスティング移籍を希望しており、水面下では複数のメジャー球団との接触が進められている

ケガによる市場価値の低下を懸念し、今季を「調整シーズン」と位置づけている村上は、来季の春季キャンプを万全の状態で迎えたいため、無理は避けるべきとの判断のようだ

ファンからは「村上にはまだ本来の力を見せてもらいたい」との声も上がるが、チームの体制にも問題があり、単なる復帰では解決できない

「今は村上一人ではどうにもならない

若手の成長や外部からの新戦力補強が急務だ」との指摘もあり、球団の戦略が問われている

村上にとってもヤクルトにとっても、大切なこのシーズンを無駄にせず、少しでも良い形で終えたいという思いが強くなっている

どのように彼の復帰がチームに影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まる

村上宗隆選手の復帰にもかかわらず、ヤクルトの戦略が慎重すぎる印象を受けます。現状では復帰後の活躍が期待されますが、ケガのリスクを避けながらもファンの期待に応える必要があります。このままではチーム全体が息切れする恐れがあるため、若手の育成や新選手の獲得も急務だと思います。
キーワード解説

  • ポスティングとは?
  • イースタン・リーグとは?
  • コンディション不良とは?

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