試合は東京ドームで行われ、ネビンは「4番・一塁」の位置で出場しました
試合は日本ハムが2点を先行する展開で、西武の攻撃は難しい状況でした
迎えた7回裏、1死走者なしの場面でネビンは打席に立ちました
日本ハムの先発投手は、170センチの長身を活かした角度のあるボールが特徴の達孝太
彼は高卒4年目の本格派右腕で、アウトコースを中心に攻めてきました
この打席で達は、緩急を使ったカットボールやスライダーを操り、カウントを2-2にしました
勝負の5球目もアウトコースのスライダー
これに対し、ネビンがうまくバットの軌道を合わせ、打球は右中間スタンドの最前列に飛び込む9号ソロ本塁打に
ネビン選手は、「打ったのはスライダーです
浮いてきた球をしっかりと溜めて打つことができました
ホームランになって良かったです」と振り返りました
しかし、ネビンの一発で反撃を期待されるも、試合はその後も進展せず、西武は達に僅か2安打に抑え込まれ、最終的には1-2で敗れました
達投手は9回1失点の完投で6勝を挙げ、西武は41勝41敗の勝率5割となりました
次戦は16日からホームのベルーナドームで同じく日本ハムとの2連戦が控えています
今回の試合では、タイラー・ネビン選手が素晴らしいホームランを打ちましたが、それが勝利に繋がらなかったのは非常に残念です。達選手の投球は素晴らしく、彼の努力が結果に表れたと思います。今後、ネビン選手がどのようにチームに貢献していくのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- 4番:野球において、打順の中で最も重要な役割を担う打者を指します。通常、長打力のある選手がこの打順に入ります。
- ソロ本塁打:走者がいない状況で打たれる本塁打のこと。1点をチームにもたらします。
- カウント:バッターが打席に立った時のボールとストライクの数を示します。2-2とは、ボールが2つ、ストライクが2つの状態を意味します。
- 完投:投手が試合を最後まで投げきること。通常、先発投手が試合を終了する場合を指します。

