島田選手は、試合の2回に第1打席を迎え、初球から3球連続でファウルを打った後、4球目に左前打を放ちました
この打撃は、真ん中やや内寄りのカットボールを、優れたバットコントロールで三遊間に運ぶ素晴らしいものでした
試合後、島田選手は「役割とかいろいろある
場面に応じた打撃というか、全部ガムシャラに(打ちに)いくのは違う
粘れた打席もあったので、そういう打席を増やしていきたい」とコメントを残しました
続いて4回の第2打席でも、初球から4球連続でファウルを打った後、ボール3球、ファウルと粘り、9球目に強烈な二直を放ちました
6回の左飛に続く7回の最終打席では、際どい球を見極めて四球を選ぶ姿を見せました
これで島田選手は出場した4試合で安打を放つ好調ぶりを維持し、前川選手や豊田選手らと争っている左翼の座において、存在感を示し続けています
島田海吏選手の打撃には、試合に対する戦略が見られました。特に、ファウルを打つことによって投手を疲れさせ、自分に有利な状況を作る姿勢は非常に戦略的です。チーム内の競争も厳しい中で、彼が結果を出し続けていることは、今後の阪神にとって大きな力になるでしょう。
キーワード解説
- 粘り強さとは?: 打席において投手の球を見極めたうえで、積極的にファウルを打ち続けることで球数を稼ぎ、最後に有利な球を得る打撃スタイル。
- バットコントロールとは?: 打者がバットを使って、ボールを意図した場所に打ち返すための技術。角度やタイミングを調整することで、ヒットを狙う重要な要素。

