ロッテの若手外野手・西川史礁、躍進の兆しを見せる

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【球界ここだけの話】プロ野球界での厳しい戦いが続く中、千葉ロッテマリーンズのドラフト1位選手、西川史礁(みしょう)外野手(22)は今季46試合に出場し、打率・252、0本塁打、14打点を記録するなど、将来を担う選手として期待されている

背番号6の彼は、自身の成長に向けて足元を見つめ直している

「真っすぐも変化球もアマチュアとは1から100まで違う」と語る西川は、和歌山県日高川町出身

京都の龍谷大平安高校から青山学院大学に進学し、大学時代には侍ジャパンのトップチームにも招集された

ルーキーイヤーとなる今季、彼は失敗を経験しながら着実な成長を遂げている

3月と4月には打率・156(45打数7安打)、5月には打率・129(31打数4安打)と苦戦していたが、6月には月間打率・441(34打数15安打)を記録し、徐々に結果を出し始めた

「最初に苦しんだ分、考える時間もあり、それが今プラスになっている」と彼は答えた

西川の成長の背景には、父・凌滋(りょうじ)氏の指導がある

父は建設業を営み、自宅の庭に自作の打撃ケージを設置

「中途半端なスイングはするな」と父からの教えを胸に、彼はプロ選手としての道を歩んでいる

「小さい頃から言われ続けた言葉が、今に繋がっている」と感謝の意を表わした

「1軍の舞台で活躍することが両親への一番の恩返しになる」と語る西川

プロ野球人生は始まったばかりであり、彼は父と築いた全力スイングで未来を切り開いていく

プロ野球界での選手の成長には多くの要因が絡むが、西川選手のように自身の足元を見つめ直し、試行錯誤を続ける姿勢は、勝負の世界で重要である。特に、父の指導による影響は、彼のプレースタイルに深く根付いており、今後の成長が期待される。
キーワード解説

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