西武は2点ビハインドの状況で、1死一塁から西川選手が左前打を放ち、さらに外崎選手が四球を選択したことで満塁のチャンスを迎えた
この場面で打席に立ったのはルーキーの渡部聖選手だ
渡部選手は初球に来たチェンジアップという球種を捉え、中前へ打ち返した
チェンジアップは急な変化を持つ球で、打者にとってはタイミングを外されやすい難しい球種だが、ここで彼は鮮やかにヒットを放ち、センターの五十幡選手の送球エラーが起きたことで三塁へ進塁も認められ、結果的に3点が生還した
これによって西武は逆転に成功した
この一打は6試合ぶりの打点となった
渡部選手は「ズバリでした
1打席目の初球が同じようなコースのチェンジアップでファウルになったので、次は絶対捉えると思っていました」と試合後に自信を持って振り返った
先発投手陣が疲弊している中、3試合連続で1得点しか挙げられなかった西武にとって非常に重要な一打だった
西口監督も「久しぶりに（渡部）聖弥が勝負強いところを出してくれた」と称賛し、チームは連敗を3で止め、勝率を再び5割に戻した
監督は「次の3試合でしっかりと勝負できれば勢いに乗れる」と語り、19日から始まるソフトバンク戦に意気込みを見せている
今回の試合では、ルーキーの渡部聖選手が逆転のきっかけを作る一打を放ち、西武が連敗を脱出しました。特に、初球をしっかりと捉えたことは彼の成長を示す素晴らしいプレーでした。これからの試合でも、若手選手の活躍が期待されます。
キーワード解説
- チェンジアップとは？ チェンジアップは、速球投手が投げる変化球の一種で、打者のタイミングを外すために大きな変化を持たせた球です。一般的に速球よりも遅い球速で投げられるので、打者が速球だと思って打つと、ミスショットをしやすくなります。
