雨の影響で歴史的な中断、DeNA対広島の試合引き分けに終わる

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(セ・リーグ、広島1-1DeNA=六回裏降雨コールド、14回戦、DeNA7勝6敗1分、17日、マツダ)お疲れムードが漂う歴史的な夜となった

雨の影響で3度プレーが止まり、計2時間21分の中断が発生した

この試合は今季5度目の引き分けという結果で、DeNAの三浦大輔監督(51)は試合後に「長かったですね」とその疲労感を語った

試合はプレーボールからわずか16分後、二回表1死一塁の場面で1回目の中断

再開は1時間18分後のことで、試合は1-1の同点で進行したが、六回表1死で2回目の中断が発生した

その後、観客席も少なくなる中、54分後に再びプレーが再開されたが、午後10時7分から9分間の3回目の中断を経て、六回裏の1死で降雨コールドゲームとなった

この試合は2リーグ制以降、2時間を超える中断が発生したのは5度目であり、雨による中断としてもプロ野球史上最長記録を更新した

試合時間(1時間54分)よりも長い中断に、2番手としてマウンドに上がった森原は「アマチュア時代も含めて、こんなことは記憶にない」と振り返った

三浦監督も「最長記録も残りますからね」と言い、選手たちが厳しい条件の中でしっかりと戦ったことを評価した

この日の試合で敗れた2位の巨人とのゲーム差は0.5に縮まった

(阿部慎)今回の試合は、雨の影響により長時間の中断が発生し、記録的な降雨コールドとなりました。選手たちは厳しい条件の中で粘り強く戦いましたが、観客席も寂しく、試合の盛り上がりには影響が出たと言えます。今後、このような天候の影響をどう克服していくのかが課題です。
キーワード解説

  • 降雨コールドとは?降雨による中断の結果、試合が成立しない場合に出される、天候に起因する試合の終了がコールドゲームという意味。
  • 中断とは?試合の進行が一時的にストップすること。天候や事故、選手の怪我など、様々な理由で中断される。
  • 二リーグ制とは?プロ野球のリーグ編成の一つで、セントラルリーグとパシフィックリーグに分かれて争うシステム。これにより、各チームが異なるリーグで競います。

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