ソフトバンク、異例のベルーナドームでの投手練習を実施
2025年7月18日、ソフトバンクホークスは、異例ともいえるベルーナドームでの投手練習を行ったチームのエース格であるリバン・モイネロ投手（29）、東浜巨投手（35）、大津亮介投手（26）が、蒸し暑い東京の敵地でマウンドを確認し、試合に向けたイメージを膨らませた
今回は、前半戦の最終カードとなる西武との3連戦を控え、特に注目されているのが西武投手陣の今井、武内、隅田の「最強投手陣」
ソフトバンクは入念な準備を行い、対抗策を練るためにこの練習を選んだ
異例な練習の意義
選手たちは、17日に東京入りしたものの、通常のペイペイドームが使用できない事情からベルーナドームでの練習が実現したチームのチーフコーチ、倉野も「こうやって貸してもらえるのはありがたい」と西武側に感謝の意を示した
この特別な環境の中で、選手たちは翔々と汗を流し、過酷な夏場に備えた調整を行っている
その様子は静かなベルーナドームでも心地よい環境だった
選手たちの意気込み
モイネロは、「マウンドの感覚を見られる他と違うところもあると思うし、そういう意味では確認できるからいいね」とコメント
昨シーズンからこの球場では4勝0敗、防御率0.46と好相性を誇る
彼は、今季の初先発をこの球場で7回1失点の好投で飾り、好調を維持したい考えだ
また、東浜も「（球場に）早めに入らせてもらって、実際に試合をする球場で練習をして、マウンドを確かめるというところでは本当に利点がある」と語り、心温まる雰囲気でマウンドを想定した練習が行われていることを喜んでいる様子が伺える
対抗する西武の投手陣
西武側のピッチャー陣は今井、武内、隅田と小久保監督が「最強投手陣」と呼ぶ面々で固められているが、ソフトバンクもこの特訓によって十分に対抗する準備が整ったと、戦略を明確にしている首位の日本ハムとのゲーム差がわずか2である中で、ソフトバンクはこの重要なカードを勝ち越しで終え、一気に首位争いに加わりたいと意気込んでいる
前半戦の締めくくりとして、どのような試合展開が待ち受けるのかが注目される
ソフトバンクがベルーナドームで実施した投手練習は、特殊な環境で選手たちにとって事前準備の重要性を再確認する機会ともなりました。西武との戦いを控え、勝利への意気込みが伝わる練習でした。
キーワード解説
- ベルーナドームとは？：プロ野球チーム・埼玉西武ライオンズの本拠地で、近代的な設備を備えたドーム球場です。
- 防御率とは？：投手がどのくらいの得点を許したかを示す指標で、低いほど良い成績とされます。
- 投手陣とは？：チームに所属する投手たちの集団を指し、試合を通じて安定した投球が求められます。
